Google、低価格スマホ「Android One」を3機種発表!まずはインドで発売し、提供地域を拡大へ――ASUSやAcer、Panasonicなどもパートナーに追加
Googleが低価格スマホ「Android One」を3機種発表! |
Google(グーグル)は15日(現地時間)、今年6月に開催された開発者向けイベント「Google I/O 2014」にて発表されたモバイル向けプラットフォーム「Android」を搭載した低価格スマートフォン「Android One」に対応した新製品3機種を発表しています。
発表されたのはそれぞれインドのメーカー「Micromax」および「Karbonn」、「Spice」が製造する3機種で、インドで販売開始され、価格は6399インドルピー(約11,200円)。また、販売地域を拡大する予定で、バングラデシュやネパール、パキスタン、スリランカ、インドネシア、フィリピンでは2014年末までに提供し、さらに2015年以降に多くの国・地域に投入していくとしています。
一方、Android Oneのパートナーも今回はインドのメーカー3社が担当していますが、公式Webサイトでは台湾のASUSTeK ComputerやAcer、HTC、中国のLenovo Mobile Communication Technology、ALCATEL ONETOUCHブランドで展開するHuizhou TCL Mobile Communication、日本のPanasonic Mobile Communications、インドのLava InternationalやXOLOといった8社が追加されています。
Android Oneはスマートフォンを持っていない“次の50億人”に低価格で提供することをめざすプロジェクトで、チップベンダーやハードウェアメーカー、携帯電話会社などのパートナーと共同で取り組んでいます。
今回発表されたのはAndroid Oneの第1弾製品で、Micromax製「Canvas A1」およびKarbonn製「Sparkle V」、Spice製「Dream UNO」の3機種。
スペックとしては3機種ともほぼ同じとなっており、パートナーとなっているMediaTek製Cortex A7ベースの1.3GHzクアッドコアCPUを搭載しているほか、4.5インチフルWVGA(480×854ドット)ディスプレイや1GB内蔵メモリー(RAM)、4GB内蔵ストレージ、microSDカードスロット、デュアルSIMカードスロット、500万画素リアカメラ、200万画素フロントカメラ、1700mAhバッテリー(交換可)、FMラジオなど。
OSにはAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)を採用し、次期バージョン「Android L」も提供されるということです。
また、インドの携帯電話会社のAirTelを利用する場合には半年間はソフトウェアアップデートにかかる通信料金が無料となるほか、アプリ配信マーケット「Google Playストア」からのダウンロードが1カ月当たり200MBまで無料となる特典が提供されます。
記事執筆:memn0ck
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