Sony、ハイレゾ再生に対応したフラッグシップスマホ「Xperia Z3」を発表！防水・防塵対応で7.3mmの薄型モデル――日本国内にも投入予定

2014/09/04 03:55

Sonyがフラッグシップスマホ「Xperia Z3」を発表！

Sony Mobile Communications（以下、ソニーモバイル）は3日（現地時間）、ドイツ・ベルリンにて2014年9月5日（金）〜10日（水）まで開催される世界最大級の家電見本市「IFA 2014」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、SONY（ソニー）ブランドのフラッグシップスマートフォン「Xperia Z3（エクスペリアゼットスリー）」を発表しています。

日本を含めた各市場で2014年秋以降に発売する予定。日本での販売される携帯電話会社は明らかにされていませんが、各種認証情報からXperia Z3もしくはXperia Z3をベースにした派生モデルがNTTドコモおよびau by KDDi、そして、ソフトバンクモバイルから販売される見込みです。

プレゼンテーションに登壇したソニーモバイル代表取締役社長の鈴木国正氏がXperia Z3を披露

Xperia Z3は日本国内でも人気となっている「Xperia Zシリーズ」の最新モデルで、今年5月に発売された「Xperia Z2」の後継機種となります。

デザインとしては側面のアルミフレームを一新し、より丸みを持たせ、ホールド感が良くなっているほか、これまでカラーバリエーションのWhite（ホワイト）でもディスプレイの周りのベゼルが他の色と同じブラックとなっていたものが、Xperia Z3では前面もホワイトとなり、統一感が出ています。

なお、ボディーカラーはホワイトのほか、Black（ブラック）およびCopper（カッパー）、Silver Green（シルバーグリーン）の4色が用意されています。また、薄さ7.3mmに抑えながらも海外でも好評な防水・防塵（IP65およびIP68相当）にも対応。

カメラも強化されており、手ブレ補正に対応した1／2.3インチ約2070万画素裏面照射型CMOS「Exmor RS for mobile」アウトカメラを搭載しているほか、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」や広角撮影が可能な焦点距離25mmの新しいGレンズなどのソニーのカメラ技術を搭載し、圧倒的な描写力を実現。さらに、ISO12800の高感度撮影や電子式手ブレ補正機能の一層の進化により、ノイズや手ブレを抑えた鮮明な動画・静止画の撮影が可能となっています。

オーディオ面でもXperia Z2で搭載されていたデジタルノイズキャンリングを継承し、さらに本体のみでのハイレゾオーディオ再生にも対応しています。また、ゲームにおいてXperia Z3の画面で「PS4」の臨場感あふれるゲーム体験を楽しめる「PS4リモートプレイ機能」に新たに対応し、専用のコントローラーも販売されます。

スペックとしてはディスプレイに約5.2インチフルHD（1080×1920ドット）IPS液晶、チップセットに2.5GHzクアッドコアCPU内蔵のQualcomm製「Snapdragon 801」（MSM8974AC）、約200万画素裏面照射型CMOSフロントカメラ、3GB内蔵メモリー（RAM）、16GB内蔵ストレージ、最大128GBまでのmicroSDカードスロット、3100mAhバッテリー（取り外し不可）、2.4および5.xGHzに対応したIEEE802.11a／b／g／n／ac準拠の無線LAN（Wi-Fi）、Bluetooth 4.0、NFC Type A／Bなどとなっています。

また、SIMカードスロットがiPhone 5などと同じnanoSIMカードサイズ（4FF）を採用。携帯電話の通信方式には4G（FDD-LTEまたはTD-LTE）および3G（W-CDMA／HSPA）、2G（GSM／GPRS／EDGE）に対応。対応周波数帯はいくつかのモデルが用意されており、販売される国・地域によって異なります。