Google、事前に役立つ情報を地図上にまとめた「Google 防災マップ」を公開!東京都防災情報や公衆電話などの場所に加え、au復旧エリアマップも提供
「Google 防災マップ」が公開!スマホ版もあるよ |
Google(グーグル)は29日、防災週間(2014年8月29日〜9月5日)に先立ち、パソコン(PC)やタブレットなどで閲覧できる「Google 防災マップ」( http://google.co.jp/saigai )の提供を開始するとお知らせしています。スマートフォン(スマホ)などの画面の小さな機種向けのページ( http://g.co/saigai )も用意されています。
今回、提供を開始するGoogle 防災マップでは新たに「東京都防災情報」と「公衆電話・特設公衆電話(東日本)」を公開されているとのことです。
また、防災週間期間中にKDDIの協力により、Google 災害情報マップにて「au 携帯電話サービス復旧エリアマップ」を提供するということです。
なお、Google クライシスレスポンスサイトではパーソンファインダー体験版も常時提供しており、この機会に家族や職場でなどで活用するように案内しています。
これまで、同社では発生中の災害について、「Google 災害情報マップ」( http://www.google.org/crisismap/japan )を提供していますが、今回提供を開始したGoogle防災マップでは事前に知っていると防災に役立つ地図情報を提供します。
◯東京都防災情報
東京都防災情報は東京都の協力により、東京都都市整備局が公開する地震に関する地域危険度測定調査と避難場所等の概要のデータをGoogle 防災マップ上に描画しています。東京都防災情報ではこれらの2つのデータを元に「避難場所」および「地区内残留地区」、「火災危険度」、「建物倒壊危険度」、「災害時活動困難度を考慮した総合危険度」の5項目を表示しています。
東京都防災情報で閲覧したい地図を選択するには右上の「レイヤ」メニューをクリックし、「東京都防災情報」の項目にチェックを入れ、表示されたドロップダウンリストから項目を選びます。
・震災時火災における避難場所及び避難道路等の指定(平成25年度改定)
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/hinan/hinan01.htm
「避難場所」および「地区内残留地区」(2013年5月現在、 避難場所が197ヵ所指定、地区内残留地区が34地区指定)
・地震に関する地域危険度測定調査(第7回)(平成25年9月公表)
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm
「建物倒壊危険度(建物倒壊の危険性)」および「火災危険度(火災の発生による延焼の危険性)」、「災害時活動困難度」を考慮した総合危険度(建物倒壊や火災の危険性に災害時の避難や消火・救助等の活動のしやすさ(困難さ)を考慮したもの)
◯公衆電話・特設公衆電話(東日本)
災害時の大切なライフラインのひとつである公衆電話の場所データをNTT東日本の協力により、Google 防災マップに表示しています。
記事執筆:memn0ck
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・Google Japan Blog: Google 防災マップの提供を開始します