ソフトバンク、AXGPのキャリアアグリゲーションによる下り最大165Mbpsに対応したモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 303ZT」と法人向け「Pocket WiFi 304ZT」を開発!9月下旬以降に発売



ソフトバンクがAXGPのCAに対応したモバイルWi-Fiルーターを開発!

ソフトバンクモバイルは29日、傘下のWireless City Planningが構築するTD-LTE互換の「AXGP」ネットワークにおいてLTE-Advancedの要素技術となる「キャリアアグリゲーション(CA)」に対応することで下り最大165Mbpsの超高速通信を実現するモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 303ZT」(ZTE製)および法人向けモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 304ZT」(ZTE製)を開発したと発表しています。ともに2014年9月下旬以降に発売予定。

Pocket WiFi 303ZとPocket WiFi 304Zの違いは3G(W-CDMA方式)の対応周波数帯で、Pocket WiFi 303Zはワイモバイルが構築する1.7GHz帯(Band 3)のみ、Pocket WiFi 304Zはソフトバンクモバイルが構築するプラチナバンドと呼ばれる900MHz帯(Band 8)および2.1GHz帯(Band 1)が利用できます。

なお、今回はAXGP(TD-LTE)方式による「SoftBank 4G」のCAによって下り最大165Mbpsを実現していますが、同社ではFDD-LTE方式による「SoftBank 4G LTE」についても2015年以降にCAを開始し、下り最大187.5Mbps※2の高速化を実現する予定であるとしています。

◯Pocket WiFi 303ZT

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