フリービット、独自スマホ「PandA」を企業・団体専用にカスタマイズできる「freebit mobile パートナープログラム」を提供開始
独自スマホ「PandA」を企業・団体専用にカスタマイズ! |
フリービットは20日、フリービットグループが展開するコンシューマ向け携帯電話サービス「freebit mobile」において、独自の販路および顧客層を持つ企業・団体に対して、独自市場における付加価値を追加したスマートフォン(スマホ)を提供できるようにするfreebit mobileの第5の販売方法として「freebit mobileパートナープログラム」(以下、パートナープログラム)を提供開始すると発表しています。
同社が提供するスマホ「PandA」をカスタマイズした製品と、NTTドコモの携帯電話ネットワークを借り入れた仮想移動体通信事業者(MVNO)によるモバイルサービスをセットにして販売することで、「仮想独自スマートフォンサービス」を実現できるとのこと。
これにより、同社ではfreebit mobileを知らない層に対しての販売戦略を本格化することができ、パートナーは独自のスマホビジネスを展開できるようになり、“スマホを変える”スマホによって生まれるより具体的なライフスタイルを訴求していくとしています。
なお、パートナープログラムを利用し、不動産賃貸仲介会社のエイブルがカスタマイズしたスマホ「エイブル“PandA”」を全国10店舗にて今秋より販売することが発表されています。
パートナープログラムは特定の顧客層を持つ企業や学校、各種会員組織などのパートナーとの提携により、パートナーはfreebit mobileと、パートナーが独自に展開するサービスなどとの密結合による顧客メリットの追求を、フリービットは主に「freebit mobileを知らない層」に対しての拡販を企図したオンライン販売や直営店ATELIR、移動型店舗STAND、TVショッピングなどの独自網の販売に続く、第5の販売方法として展開するとのことです。
パートナープログラムにおいては、freebit mobileのスペックではなく、主に“スマホを変える”スマホによって生まれる具体的なライフスタイルのメリットを訴求し、freebit mobileの販売戦略においての最大のネックである知名度を補完していくとのこと。
一方、パートナーは短時間かつ低リスクにフリービットが提供するPandAとfreebit mobileをベースとした仮想オリジナルスマートフォンサービスを構築することが可能になり、通信サービスは直接freebit moibleが担当することで、パートナーが通信サービス部分のサポートなどを行う必要がないため、より迅速にサービスを行えるということです。また、freebit mobileの提供するフルスペックサービスに加えて、パートナーが提供する「付加価値サービス」を+αで享受することが可能となります。
PandAのカスタマイズについては新たな仕組み「PandA Factory」( http://www.freebit.com/press/pr2014/20140819_panda_factory.html )を活用し、ミドルウェアの構築からアプリのプリインストール、ホーム画面・壁紙までを柔軟にカスタマイズし、独自にアップデートを続けていくことができるとしています。
また、他にも「PandA Fab」( http://www.freebit.com/press/pr2014/20140818.html )を活用し、オリジナルカバーなどのプリフェラルグッズの制作も可能です。
MVNOを立ち上げるには本来数億円単位での投資(フリービット事例)が必要となり、導入企業において大きなリスクを伴うことが想定されますが、さらにスマホなどの機種の調達。在庫問題もあり、参入には大きな障壁が存在しています。
今回、freebit mobileが提供開始するパートナープログラムを利用すれば、フリービットグループのリソースを結集し、スマホなどの製品からコアアプリ、回線、販売、サポート、課金に至るまでのすべての領域を垂直統合したfreebit mobileの仕組み・ノウハウを提供することから、パートナーは特別なノウハウがなくても低コストかつ短期間で独自のモバイルサービスの提供が可能となります。
記事執筆:memn0ck
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