絵描きに最適なスタイラスペン「Jot Touch with Pixelpoint」で絵心のまったくない人が何かを描いてみた!タイムラグや筆圧検知の具合などの描き心地をチェック【レビュー】



2048段階感圧対応スタイラスでどこまで描けるのか!

スマートフォン(スマホ)やタブレットなどにタッチパネルが搭載され、指による操作が当たり前となりましたが、やはり細かい操作や手書き入力、お絵描きなどをするときには先の細いペンを使うと便利ですよね。そのため、スマホなどで使える「スタイラスペン」が量販店などで販売されています。

そんなスマホなど向けのペンの中でも、13,800円(7月9日時点)という価格で販売されている高級・高性能・多機能スタイラスペン「Jot Touch with Pixelpoint」のパッケージや外観をレポートしました。

この製品はなんといってもAdobeと提携して絵を描くのに最適なスタイラスペンとなっていますので、今回は、その辺りをまったく絵を描く習慣のない筆者がどこまで描けるのか、実際に試してみましたので紹介したいと思います。

なお、このJot Touch with Pixelpointは「(第3世代以降)iPad」と「iPad mini」用スタイラスとなっており、対応アプリもiPad用となっています。

写真 2014-07-09 16 45 07

公式対応アプリとしてはAdobe社の「Adobe Sketch」と「Adobe LINE」が対応しているそうで、ともに無料(要無料アカウント)なので入れてみました。

R1094718
今回は「Adobe LINE」で絵を描こうと思います。
アプリを起動すると、ログインを求められるのでAdobeアカウントを持っていない場合は最初にアカウントを無料で取得します。なお、アカウントを持つと2GBまでのクラウドスペースに絵を保存できるようです。

R1094719
アプリを起動し、Jot Touch with Pixelpointを接続します。写真のように、指定された場所にペン先を一定時間当てるだけなので、非常に簡単です。
画面上には出ていませんが、iPadとJot Touch with PixelpointがBluetooth接続されます。

R1094720
接続完了すると、無線接続されているため、ペン側のボタンを押すとショートカットアイコンが出てきます。

R1094721
ショートカットからはペンの変更や色の変更が可能となっているため、基本的な操作はすべてショートカットから操作できます。

R1094722
なお、ペン種類変更時にペンの絵を長タップすることで、ペンの太さ、色の透明度、もともと塗っている色と合成(混ざる)かどうかを選択できます。

R1094723
とりあえずテキトーに書いてみました。
反応は非常に快適でペンを速く動かしてもほぼ遅延なく着いてくるほか、筆圧もしっかり感知しますので、表現豊かな絵が描けそうです。

写真 2014-07-09 16 49 33
それでは実際に書いてみたいと思います。なお、接続した場合は間違って手で触れても色がつかないようにできます(オフにもできます)。

写真 2014-07-09 16 51 56
まずは、定規ツールで直線を引きます。このツール、適当に描いても定規に沿って描かれます。
なお、直線以外にも様々な図形が用意されています。

写真 2014-07-09 16 54 03
上半分を青く塗ってみました。まるでアナログぽく水彩絵の具のように描けます。

写真 2014-07-09 16 54 50
続いて定規ツールを使って、斜めの線を引いてみます。

写真 2014-07-09 16 55 55
区切った場所を茶色で塗り塗りしますー。

写真 2014-07-09 16 57 43
もう一箇所を濃い青で塗りつぶします。
まるで本当に水彩絵の具を使っているようで楽しいですね!

写真 2014-07-09 17 01 10
最初に塗った青い場所に白で適当に塗っていきます。

写真 2014-07-09 17 02 52
茶色と濃い青の間に、白で適当にわしゃわしゃしていきます。

写真 2014-07-09 17 10 45
わしゃわしゃが終わりました〜

写真 2014-07-09 17 13 56
えっと、できました。波の風景です。絵の知識ゼロで絵心の「え」の字も持ち合わせていない私もなんだか楽しく描けました!
これが絵を描くスキルを持ってる人であれば、さらにクオリティの高い絵が描けそうですね。

どこでも綺麗な絵が描ける、iPadがキャンパスになるので、頭に浮かんだアイデアをすぐに描けるようになります。
iPadでいつでも絵を描こうかなという人にオススメのスタイラスです。

 



記事執筆:ホセ(布施 繁樹)


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
adonit|製品リリースページ(英文)

共有する

関連記事

【知っ得!虎の巻】同じアプリケーションのグループ化を解除!タスクバーをわかりやすくしよう

アプリケーションを起動したり、フォルダを開いたりすると、デスクトップにウィンドウが開く。これらの起動しているウィンドウは、タスクバーにボタンとして表示され、現在起動しているウィンドウとしてタスクバー上で確認できるように…

【知っ得!虎の巻】アプリの動作が固まったら、どう対処する?

アプリケーションを操作していて動作が固まってしまった、または何らかの処理を実行したときにアイコンが砂時計のままになってしまった、という経験はないだろうか。作業は進まないし、ウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックしても反…

【知っ得!虎の巻】好きなアカウントで自動ログオン

Windows XPでは、パソコンを起動したときにユーザーアカウントの選択画面が出る。パスワードを設定している場合は、この画面でパスワードを入力してWindows XPにログオンする。パスワード設定はセキュリティ性を高めるため好ましいこと…

iPhoneキラーの本命か!片手で操作できるタッチ式Windowsケータイ「Touch Diamond」発表会レポート

イー・モバイル株式会社は2008年9月18日、都内 青山ダイヤモンドホール ダイヤモンドルームにおいて新感覚のタッチ式の携帯電話「Touch Diamond」の日本初公開イベントを開催した。本イベントはメディア関係者と携帯電話に興味を持つブ…

ポケットシステムズ、S21HT (Touch Diamond)専用の液晶保護シートの販売を開始

ポケットシステムズはHTC社製のスマートフォン、S21HT (Touch Diamond)専用の液晶保護シート(Super Protector、Easy Protector)の販売を開始した。液晶の再現性と保護を両立したクリアタイプの「Super Protector EMOBILE S21HT (Touch…