パナソニック、LTEや3G音声通話に対応した法人向けタフネスタブレット「TOUGHPAD」の新機種を発表!Windows Embedded 8 Handheld搭載「FZ-E1」とAndroid搭載「FZ-X1」の2モデル



パナソニックがタフネスタブレット「TOUGHPAD」を発表!

パナソニック システムネットワークスは24日、頑丈タブレット「TOUGHPAD(タフパッド)」シリーズで初となるLTEおよび3G回線での音声通話機能を搭載した「FZ-E1」(Windows Embedded 8 Handheldモデル)および「FZ-X1」(Androidモデル)の2機種を発表しています。

MIL規格だけではなく、独自に3メートルの高さからの落下試験も実施しているタフネス仕様で、 IP65およびIP68準拠の防塵・防滴・防水性能を有しており、タブレットとしては小型な5インチサイズの製品となっています。

両機種ともに国内市場における法人向けに投入され、FZ-E1が6月中旬、FZ-X1が8月下旬より順次発売開始するということです。

過酷な現場や屋外でのIT化で実績のある「TOUGHBOOK(タフブック)」シリーズの技術力をベースにした画面が濡れていても手袋をしたままで操作ができる5インチHD(720×1280ドット)液晶搭載の頑丈タブレットです。

ディスプレイは晴天の屋外でも視認性に優れた高輝度高コントラスト液晶を採用しており、タフネス以外にもヒーターを内蔵し、-20℃の低温環境から60℃の高温環境にまで対応。

手袋を装着したままでも的確な画面操作ができるのは「高感度近接検知タッチパネル」を採用しているため。また、画面に雨や水滴が付着しても誤動作しない、パナソニック独自開発の「水滴誤動作防止機能」も搭載しています。

さらに、用途に応じて生産性を高める多彩な機能と豊富なオプション群による拡張性により、電気、ガス、水道、公共など従来からタフブック・タフパッドシリーズを採用している業界に加えて、運輸、物流、小売、製造など幅広い業界でも過酷な環境下で業務にICTを活用するユーザーを強力にサポートするということです。

スペックとしては、Qualcomm製「Snapdragon 600「APQ8064」を採用し、約800万画素CMOSアウトカメラ、約130万画素CMOSフロントカメラ、2.4および5.xGHzのデュアルバンドに対応したIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、2GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、6200mAhバッテリーなどとなっています。

高容量バッテリー搭載によって連続駆動約14時間と、連続待受約1000時間を実現。かつ、1時間で約50%充電する急速充電機能と電源を切らずにバッテリーパック交換できるホットスワップ機能にも対応しています。

通信方式は4G(FDD-LTE)および3G(W-CDMAおよびCDMA 2000)、2G(GSM)に対応しており、LTEはUE Category 3に対応して下り最大100Mbpsおよび上り最大50Mbpsとなっています。

サイズは約165×87×31mm、質量は約430g。OSはFZ-E1がWindows Embedded 8 Handheld、FZ-X1がAndroid 4.2.2(開発コード名:Jelly Bean)を採用しています。

記事執筆:memn0ck


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