NTTドコモ、MVNOなど向けの音声接続料を14.9%値下げ!音声通話対応格安SIMサービスの通話料は下げる?パケット接続料は別途改定予定
NTTドコモが携帯電話の音声接続料を改定! |
NTTドコモは21日、2013年度適用の事業者間における携帯電話の音声接続料改定について総務大臣へ届出を行ったと発表しています。
2013年8月に改定された第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドライン(2010年3月総務省公表)に従った算定を行い、2012年度適用の音声接続料から14.9%低減したとのこと。
これにより、仮想移動体通信事業者(MVNO)がNTTドコモから回線を借り入れる場合に、音声通話においては2013年度では0.057円/秒というコストになります。
事業者間における携帯電話の音声接続料は現行の2012年度適用では0.067円/秒となっていましたが、これが2013年度適用では0.057円/秒と14.9%の値下げとなります。あくまで事業者間の料金の値下げなのでこれが直接各MVNOがすぐに値下げするというわけではありませんが、今後、MVNOの通話料も値下げがある可能性があるということになります。ただし、消費税値上げなどもあるので14.9%の低減だとそれほど変わらないかもしれませんが……。
今回の改定は2013年4月1日に遡って適用され、先日総務省の意向によって接続料が半額程度になるのではないかと言われているパケット接続料については別途届出予定だということです。
こちらのほうがMVNOによる格安SIMカードでは中心となるサービスなので注目したいところです。
なお、NTTドコモは今後も接続料の低廉化に努めていくとしています。
記事執筆:memn0ck
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