CES 2014:CASIO、比較的安価な約1万円のスマートウォッチ「STB-1000」を展示!米国では3月に発売も日本では販売未定【レポート】



カシオ計算機がCES 2014で展示したスマートウォッチ「STB-1000」を紹介!

米ラスベガスにて1月7日(火)から10日(金)まで開催されていた世界最大級のIT・家電関連イベント「2014 International CES(CES 2014)」におけるCASIO COMPUTER(カシオ計算機)ブースにて、スマートフォン(スマホ)とワイヤレス連携できるスポーツ向けスマートウォッチ「Bluetooth SPORTS GEAR STB-1000」(以下、STB-1000)を展示していました。

名称の通り、Bluetooth 4.0 Low Energy(LE)に対応した製品で、米国にて今年3月に発売予定。価格は99ドル(約10,000円)を予定しているとのこと。日本での発売は未定だそうです。今回は、このSTB-1000を紹介したいと思います。

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は、Bluetooth Smartによるスマホ連携できるスマートウォッチです。カシオ計算機では人気の腕時計「G-SHOCKシリーズ」でもBluetooth対応のスマートウォッチを日本をはじめとして発売していますが、G-SHOCKシリーズとは異なり、廉価モデルとして発売するそうです。

対応するスマートフォンやタブレットはiOS搭載機種のみで、歩数などのフィットネスデータを表示したり、通話やメールなどの着信を表示したり、スマホの音楽再生をリモコンとして操作できたりします。

なお、これまでのG-SHOCKシリーズのスマートウォッチでは、一部のAndroidスマホにも対応していましたが、今回、iOSのみに対応になったのは、iOS 7の「Apple Notification Center Service(ANCS)」機能を利用するためとしています。

このANCSに対応したことによって、ソーシャルネットワークサービス(SNS)の「LINE(ライン)」などといったサードパーティー製アプリからの通知も遅延なく受けられるようになっているということです。

ただし、ANCSはBluetooth LEのGATTという技術を利用しているので、Bluetooth LEに標準対応したAndroidでも近いうちに対応するかもしれませんね。現状高機能なスマートウォッチは高価なので、比較的安価なモデルということで日本での発売も期待したいところです。

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記事執筆:S-MAX編集部


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