新企画盛りだくさん、協賛社も多数で超盛り上がった「ニコニコ超会議3」発表会




株式会社ドワンゴ及び株式会社ニワンゴは、両社が運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議3」の開催概要および協賛社、新企画を同社のイベントスペースであるニコファーレ(六本木)において発表した。

ニコニコ超会議は、「ニコニコのすべて(だいたい)を地上で再現する」をコンセプトに、2012年に初めて開催されて以来今年で3度目となる。2013年4月末に開催した「ニコニコ超会議2」では、会場来場者数10万3561人、ネット来場者数509万4,944人を記録。そして、今回の「ニコニコ超会議3」でも、参加するユーザーが「全員主役」となり、リアルとネットが融合した様々な企画を展開することが発表された。発表会の内容を紹介しよう。

■全69社の協賛、出展企業が決定(1月9日時点で)
まず、ドワンゴ株式会社の会長川上量生氏と同社取締役である夏野剛氏が壇上に登場。二人の調子のよい掛け合いから発表会は始まった。話の中で2020年の東京オリンピックの頃でも幕張メッセで超会議をやっているかもしれないといった話が登場し、会場が大いに盛り上がった後、総合司会として“あのメガネ”こと奥井晶久氏が登場。

ドワンゴ株式会社取締役である夏野剛氏。会長の川上量生氏


ニワンゴ株式会社代表取締役社長杉本誠司氏


■え〜!これじゃ○△(会社名)ディスれないじゃん・・・と夏野氏
奥井氏の関西なまりの軽快な司会進行に合わせて発表会が進んで行った。最初はニワンゴ株式会社代表取締役社長である杉本誠司氏がプレゼンターとして登場。1月9日時点での超会議の協賛や参加出展企業の発表があった。その数69で、今後もさらに増えていくとしている。今年からKDDIといった特別協賛が加わったことで夏野取締役が「これじゃ○△ディスれなくなっちゃうじゃん!」と発言、すかさず川上会長が「いや、ディスらなくてもいいでしょ!」と返すなど、笑いを取りに行くといった感じで発表が進んでいった。現段階での決定している“超”特別協賛・特別協賛・協賛・出展・後援団体は以下

■特別協賛/協賛/出展/後援(1月9日付)※それぞれ五十音順記載

・超特別協賛:任天堂株式会社
・特別協賛:KDDI株式会社、株式会社ファミリーマート

・協賛:株式会社アデランス、an、KADOKAWA、コクヨ株式会社、トップツアー株式会社、株式会社リクルート、カラオケの鉄人、かんぽ生命、株式会社DHC

・出展:アイオン株式会社、株式会社アキバオタクパーティー、株式会社秋葉工房、株式会社アクアマリン、アークシステムワークス株式会社、あるあるcity、株式会社インターネット、WIXOSS&タカラトミーモール、江崎グリコ株式会社、株式会社ODOROOM、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社、株式会社京樽、株式会社グッドスマイルカンパニー、株式会社クロスカンパニー、株式会社ゲームオン、株式会社COM プランニング、株式会社サーファーズパラダイス、株式会社四国屋台村、株式会社シーズナルプランツ、松竹株式会社/松竹芸能株式会社、JOYSOUND ニコニコ超会議店、株式会社スタジオディーン、株式会社スパイク・チュンソフト、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント、タブリエ・コミュニケーションズ株式会社、タカラトミーアーツ、DMM ゲームズ、超!会える! dwango.jp(生)、チョコモナカジャンボ、ティアック株式会社、株式会社デザエッグ、株式会社テレビ東京コミュニケーションズ、東京サバゲパーク、株式会社ドミノ・ピザジャパン、株式会社ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント、日本トーター株式会社、日本電信電話株式会社、ネット株式会社、株式会社VIBE、株式会社ハートビット、株式会社バンダイナムコゲームス、株式会社バンプレスト、有限会社bpm-inc、ヒューマンアカデミー株式会社、株式会社ピンクカンパニー、株式会社ホビージャパン、ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア、マジック:ザ・ギャザリング、株式会社マーベラスAQL、株式会社万世、Yahoo! JAPAN、株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ、株式会社ユビキタスエンターテインメント、横浜ゴム株式会社、LIVE DAM 第一興商、株式会社ローソン、WOWOW

・後援:総務省、経済産業省、千葉市


この発表後会場に登場したのが“超”が付く特別協賛企業である任天堂株式会社専務取締役情報開発本部長の宮本茂氏だ。発表会には同社岩田社長の代わりに来たというが、昨年の発表会での岩田社長に負けずとも劣らない大歓声で迎えられていた。

大歓声で迎えられた任天堂株式会社専務取締役情報開発本部長の宮本茂氏


協賛/出展は69社


総務省と経産省の後援は予定


千葉市の後援は確定


■応募総数511点の中からニコニコ超会議3のロゴデザインが決定される!
また、昨年よりニコニコユーザーなどに対して広く応募していた超会議3のロゴデザインが決定したことも発表された。応募総数511点の中から「泣犬」さん投稿のロゴデザインが公式ロゴに採用されることが発表された。さらにポスターなどに使われるキービジュアルも発表された。

超会議3公式ロゴが決定


超会議3キービジュアルも発表


■あの国技も超会議に参加? 内容盛りだくさんでごっつあんです!
続いては超会議3の会場やレイアウト、そして内容に関しての説明に移った。プレゼンターとして登場したのが運営長こと中野真氏と企画開発の伴龍一郎氏。昨年の発表会では個別にプレゼンを行ったが今年は、漫才師のような息の合った掛け合いで、会場イメージやイベント内容についての企画などが次々に披露された。

今年は、幕張メッセの展示場スペースだけでなく、隣のビルである国際会議場まで含めた開催となるということで、2日間で回り切れるかどうかというくらいの規模に広がることが決定。

運営長こと中野真氏と企画開発の伴龍一郎氏


会場イメージ


イメージの中に「台湾」文字


さまざまなイベントが盛りだくさんだったが、ネタが尽きたのかは不明だが、「お前らやる気あんのかよ!」と突っ込みを入れたくなるスペースとして「まるなげひろば」が設けられることが発表された。企画から準備・運営すべてを丸投げしてしまうという無謀というか、すばらしいスペースが用意されるという。

さらに国際交流として同時に台湾で開催されるニコニコ台湾の日台交流イベントと超会議が空間を超えたテクノロジーで結ばれるという何やら面白そうな企画も発表された。

やる気がるのかわからないネーミングの「まるなげひろば」


企画・準備・運営すべてがユーザーまかせだという


台日交流イベントで何かすごいことが起きるらしい


なお、超会議2で気になった改善点やユーザーからの要望などを検討して、改善すべき点は素直に改善していこうという姿勢はさすがといったところだ。実際に改善された部分がどうだったかは、超会議3以降に生かされることになる。また、運営がバックアップしてくれるニコニコ運営支援企画なども用意されるなど、ユーザーに丸投げするといった部分だけでなく、サポートして一緒に盛り上がろうという企画も用意されているのはうれしい部分だろう。

超会議2での問題点を洗い出し


問題点解消に向けた施策も発表


個人が行う限界のある企画をニコニコ運営が支援


■日本の国技相撲界から白鵬、日馬富士など東西横綱はじめ総勢250名が超会議3に登場
そして要注目の目玉企画としてニコニコ超会議3では、日本の国技である「大相撲超会議場所」を開催することを決定。その発表に西の横綱白鵬が登場し、会場は大歓声の渦に巻き込まれた。

名付けて「大相撲超会議場所」とされ、トーナメント方式で2日間開催される。この取り組みの模様はニコニコ生放送で中継され、十両力士や幕内力士など総勢250名による大相撲を会場観覧者とネット視聴者が一緒になって盛り上げる。また、より近くで興奮を味わえる「大相撲観戦チケット」(砂かぶり席、椅子席/超会議3入場チケット含む)も発売する。

横綱は「ニコニコ超会議での巡業は全く新しい試みですが、インターネットと相撲が交わることで、相撲の新しい楽しみ方がここから生まれるのではと期待しています。大相撲超会議場所がきっかけとなって、たくさんの子どもや若者たちに相撲の素晴らしさを知っていただきたいです」とコメントし、大きな拍手を受けていた。

大相撲超会議場所を開催


発表会に登場した横綱白鵬


大相撲超会議場所日程


●ニコニコ生放送での相撲配信実績
2011年にニコニコ生放送にて、テレビ中継が行われなかった大相撲「五月技量審査場所」の全取組を序ノ口から幕内までネット中継。視聴者数は全日程合わせて約160万人を記録した。また千秋楽では、約16万件近くのコメントが書き込まれ、13勝2敗で優勝した白鵬に対して「88888888」という拍手コメントが書き込まれ盛り上がった。

■大相撲超会議場所日程
・初日:4月26日(土)10時開場〜15時
・2日目:4月27日(日)10時開場〜15時30分


■さらに盛りだくさんの企画に併催イベントの発表も
大相撲の超会議参加発表の熱気も冷めやらぬ中で超コスプレエリアでのランウェイでコスプレを披露する「ニコニココスプレクション」開催や特殊な背景で撮影が可能な「コスプレウォール」設置。超ゲームエリアのドラゴンクエストXやマインクラフトなどの大会を実施する内容。そして昨年同様に超会議での併催イベントも発表された。

コスプレエリアの概要


ニコニココスプレクションの説明


ゲームエリア情報


ユーザー生放送情報


テレビ局協力企画


併催イベント情報(ボーマス)


併催イベント情報(博麗神社 例大祭)


併催イベント情報(ニコニコ学会βシンポジウム)


併催イベント情報(超 みんなのUTAU)


併催イベント情報(超ゲームマーケット)


なお、チケットはすでに発売開始されており、ツアーに関しては、現在調整中であるという。チケットは昨年同様に優先入場チケット(通常と比べ100円高)が用意されたり、ツアーの利用者は別口からの入場だったり、といった感じで複数用意されるため、参加を予定している人は、とにかく早めに入手したほうがよさそうだ。チケット詳細は、超会議のページで確認しておこう。

チケットおよびツアーの説明もあった


チケットは全部で3種類


一般入場券


100円高い優先入場券


大相撲観戦付き入場券


砂かぶり席の位置説明


■併催イベント一覧(1月9日付)※五十音順
「痛Gふぇすた出張編inニコニコ超会議3」、「THE VOC@LOID 超M@STER28」、「超ゲームマーケット」、「超 みんなのUTAU」、「東方Project 博麗神社 例大祭 超濃縮版」、「第6回ニコニコ学会βシンポジウム」

■ニコニコ超会議3開催概要
・イベント名称:ニコニコ超会議3
・主催:ニコニコ超会議3実行委員会
・会場:幕張メッセ国際展示場1〜8 ホール
・開催期間:2014年4月26日(土)10:00〜18:00、27日(日)10:00〜17:00
・入場券:
(1)一般入場券
【前売券】1,500円、
【当日券】2,000円、
【2日間通し券】2,500円(前売りのみ)
(2)優先入場券…一般入場口とは別の「優先入場口」から入場できる数量限定チケット
【前売券】1,600円
【2日通し券】2,700円★前売りのみ
(3)大相撲超会議場所観戦券(入場券)…大相撲専用入口から入場。
【砂かぶり席】12,000円(大相撲観戦&豪華お土産付き)
【イス席】5,000円
★抽選販売/両チケットともに日付指定券


超パーティIIIの発表(プレゼンターは阿部ちゃん)


ラスボスこと小林幸子さん出演は確定


陸上自衛隊中央音楽隊の参加が確定


■発表最後は陸上自衛隊中央音楽隊も参加する「ニコニコ超パーティーIII」
総勢350名を超えるユーザー&アーティストが出演、観客動員12000人、ニコニコ生放送視聴者約100万人を記録したライブイベント「ニコニコ超パーティーII」が「ニコニコ超パーティーIII」となって開催。第一弾のラスボスこと小林幸子さんに続き第二弾発表出演者として、陸上自衛隊中央音楽隊の出演が決定した。第一回目の発表会ながら非常に内容が濃く、今年の超会議3は、さらに盛り上がること間違いなしだ。

ネットチケットは現在1500ポイント(遅くなるほど価格が上がる)


リアルチケット(初日5,800円、二日目6,800円)


企画参加者募集(その1)


企画参加者も募集(その2)


続きはWebで!


■ニコニコ超パーティーIII開催概要
・イベント名称:ニコニコ超パーティーIII
・開催日:2014年4月26日(土)18:00〜、4月27日(日)17:00〜
・会場:幕張メッセイベントホール
・入場料:
【1日目】5,800円 ※2月15日申込開始
【2日目】6,800円 ※2月15日申込開始
【ネットチケット】1500pt(両日視聴可能)
※詳細発表につれて価格が変動する累進価格制
■出演者
陸上自衛隊中央音楽隊(第二弾発表出演者)、小林幸子(第一弾発表出演者)


超会議3公式サイト
超パーティIII(仮設)

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