LINE、電話やSMSの着信時に発信元情報を識別できるAndroid向けアプリ「LINE whoscall」を提供開始!振り込め詐欺などの迷惑電話を事前に簡単に拒否可能



電話やSMSの着信時に発信元情報を識別できるAndroid向けアプリ「LINE whoscall」を提供開始!

LINE Corp.は9日、同社が運営する無料通話・無料メールができるスマートフォン(スマホ)向けソーシャルアプリ「LINE(ライン)」の周辺サービスとして知らない電話番号からの電話やSMS(ショートメッセージ)の発信元情報の識別・表示および着信拒否ができるAndroid向けアプリ「LINE whoscall - 発信元表示・着信拒否」を提供開始したとお知らせしています。すでにアプリ配信マーケット「Google Playストア」にてダウンロードできます。利用料は無料。

LINE whoscallは、台湾のスマホ向けアプリ開発会社Gogolookが開発する「whoscall」を新たにLINEブランドで提供するというもの。whoscallは、「Google Best Apps 2013」に選定されただけではなく、世界6億件以上の企業などの公開されている電話番号データベースを活用した人気アプリ。

LINE whoscallを導入することで、電話などがかかってきたときにリアルタイムに発信元情報を識別し、迷惑電話等のトラブルを未然に防止することができるようになるということです。

迷惑電話からの着信画面 企業などからの着信画面


昨今では、スマートフォンなど宛に振り込め詐欺やしつこい勧誘などの迷惑電話、着信履歴が残っている番号へ折り返し電話したことにより思わぬトラブルに巻き込まれるという社会的な問題が発生しており、これらの問題をできるだけ回避するために知らない番号からの電話・SMSの発信元情報の識別・表示および着信拒否ができるアプリとなります。

LINE whoscallでは、ダウンロード数が世界600万件を突破し、台湾・香港・インドネシア・マレーシアなど8ヵ国のGoogle Playストアで「Google Best Apps 2013」に選定されたwhoscallのユーザーインターフェイス(UI)をLINEユーザー向けに刷新しています。

また、イエローページなどで企業や店舗などが一般に公開している電話番号を中心にデータベース化し、他にもインターネット上で公開されている電話番号、ユーザーが報告した迷惑電話番号情報などを集約し、世界6億件以上の電話番号を集約したデータベースを活用し、知らない番号からの電話・SMSの着信時に自動で識別して画面に表示します。今後、ユーザーによる迷惑電話番号情報の共有が増加すれば、さらに利便性が向上します。

さらに、初めて着信した電話番号でも電話に出る前から企業や店舗からの着信なのか、迷惑電話と思われる番号からの着信なのかが確認でき、トラブルを未然に防ぐ効果が期待できます。

電話番号データベース 着信拒否リスト


迷惑電話として識別した着信は、LINE whoscallのブロックボタンを押すだけで着信拒否ができ、2度とその電話番号からの着信を受け付けないよう設定可能。

パケット代が気になる場合やネットワークが不安定な場合でも、データベースをあらかじめスマホにダウンロードしておけば、インターネットに接続して
なくてもリアルタイムに発信者情報を識別し、着信拒否することができます。ただし、オフラインでの利用は、日本・台湾・香港・韓国・米国のみ対応。

なお、LINE whoscallでは、アプリ内にスマートフォンのアドレス帳を連携させることによって「知人からの着信」を表示させますが、日本国内での利用において、アドレス帳内のデータはLINEおよびGogolookのサーバーで収集することはないとしています。

その他、LINE whoscallは電話・SMSがサービス対象となり、公開時のバージョンではLINEアカウント認証機能は搭載しておらず、LINEを利用した無料通話やトークはサービス対象外となっています。

記事執筆:memn0ck


[Image] QRコードアプリ名:LINE whoscall - 発信元表示・着信拒否
価格:無料
カテゴリ: 通信

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