出張版吉本新喜劇に会場もニコ生も大盛り上がり！　大阪なんばで開催されたニコニコ町会議レポート

2013/11/12 10:00

先日『本日お昼より「ニコニコ町会議in大阪なんば」で、よしもと芸人が“歌ってみた” “踊ってみた”』で紹介したように株式会社ドワンゴ及び株式会社ニワンゴは、全国各地で開催してきているユーザーイベント「ニコニコ町会議全国ツアー2013」を、11月10日（日）に大阪なんばで開催した。

関西での初開催となる今会場への来場者数は、延べ2万人を記録。このイベントの模様はニコニコ生放送の3番組で中継され、全番組合計の視聴者は、約21万6千人に上った。同イベントレポートが中の人から届いたので紹介しよう。

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11月10日、大阪なんば湊町リバープレイスにてニコニコ町会議が開催され、その模様がニコニコ生放送で中継された。イベントにはニコニコ動画で活躍するユーザーの他、吉本興業から坂田利夫や今いくよ・くるよ、西川のりお、ぼんちおさむ、村上ショージといった豪華ゲストが登場。メインステージでは町会議出張版新喜劇も繰り広げられ、大歓声を浴びていた。

ニコニコ町会議は、4月に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議の地方版イベント。地域のお祭りと併催して地方を盛り上げようという趣旨で、7月14日から9月22日まで全国各地で開催されたもの。9月22日の名古屋での開催をもってファイナルを迎えたが、関西ではこれまで未開催だったことや、関西在住のニコニコユーザーからの開催希望の声も多かったことから、大阪なんばで追加開催を行うことが決定した。

今回の町会議は、今や伝説となっている「中曽根OFF」からスタート。中曽根OFFとは、ニコニコ動画創世記に多くのユーザーに支持された記念碑的な動画で、全国で有志による再現オフが開催されたことでも知られている。

コスプレをした大勢のニコ動ユーザーとよしもと芸人を載せた船が軽快なBGMにあわせて湊町リバープレイスを練り歩き、会場と生放送視聴者を大いに盛り上げた。

その後はメインステージに場所を移して、いよいよ町会議本番のスタート。オープニングセレモニーに登場した坂田利夫は「初めての経験でびっくりした」と挨拶し、今いくよ・くるよも加わって「どやさ」の掛け声と共にテープカットを行った。

町会議では毎回、一般ユーザー参加型による様々な企画が行われている。この日も「のど自慢」や「踊ってみたオフ」などが会場内で開催され、多くの参加者を集めていた。

また、「√5」や「ギルティハーツ」といったニコニコ動画で人気のアーティストやダンスチームがステージに姿を見せると、観客席からはそのたびに大歓声が起こっていた。

メインステージ以外でも様々な企画が催された。千日前商店街からの中継では、芸人のフルーツポンチが登場。道行く人にお題を与えてリアクションしてもらうという、大阪ならではの企画「大阪人の実態調査」が開催され、西川のりおやぼんちおさむといった大物芸人も出演して大盛り上がりとなっていた。

また、人気ゲーム実況チームの「M.S.S Project」がゲーム実況ブースでMinecraftを生実況した他、集合似顔絵コーナーでは人気絵師の五月病マリオとせらみかるが来場者の似顔絵を巨大な一枚絵に描き込むなど、町会議恒例のイベントは今回も開催され、大勢の観客で賑わっていた。

そんな今回の町会議のメインイベントは、なんといってもステージで行われた出張版よしもと新喜劇。内場勝則や未知やすえ、中田はじめといったおなじみの面々に加え、今回だけの特別出演としてニコニコ動画の著名ユーザーである百花繚乱とカミィも参戦。

婦警役としてそれぞれの役をしっかりとこなし、蕎麦屋を舞台にした笑いあり涙ありの人情物語を盛り上げていた。

エンディングでは、出演者全員と観客による人気ボカロ曲「千本桜」の大合唱に続いて、再び坂田利夫がステージに登場。さらにシークレットゲストとして村上ショージが姿を見せ、予想外の大物の登場に会場とニコ生コメントの盛り上がりはこの日最高潮となった。最後は村上ショージのおなじみのギャグ「ドゥーン！」を会場全員で披露し、大盛り上がりの中、町会議は大団円を迎えた。