KDDI、2.1GHz帯を用いた下り最大150Mbpsのau向け「4G LTE」を10月下旬から提供開始!当初は千葉県の一部エリアのみ
KDDIがau向け4G LTEで下り最大150Mbpsを10月下旬から提供開始! |
KDDIおよび沖縄セルラーは2日、2013年10月以降に発売予定の新モデル・新サービスを披露する「au 発表会 2013 Winter」を都内で開催し、2013年10月下旬からFDD-LTE規格により提供しているau向けデータ通信サービス「4G LTE」において受信時最大150Mbpsの提供を開始すると発表しています。
まずは、千葉県の一部エリアより提供開始し、順次全国に拡大していくとしています。
これまで8月下旬時点でネットワーク側は、下り最大150Mbpsに対応していたことを明らかにしていましたが、スマートフォンなどの機種側が対応していなかったことにより、下り最大150Mbpsで利用できていませんでした。
今回、冬モデルが下り最大150Mbpsで利用するためのLTE UE Category 4に対応することで、冬モデルの発売と同時に利用可能になります。
下り最大150Mbpsサービスは、FDD-LTE方式で20MHz幅を利用することで実現し、KDDIおよび沖縄セルラーでは、2.1GHz帯で提供します。現在、2.1GHz帯は3G(CDMA 1X)でも利用しているため、3Gの利用が少ないところから順次、LTEに周波数幅を割り当てており、割り当てる周波数幅が20MHzにしたところのみ下り最大150Mbpsになります。なお、上り(送信時)最大速度は12Mbpsです。
また、サービス開始当初のエリアは、千葉県木更津市高砂3丁目周辺および千葉県木更津市高柳周辺、千葉県木更津市高柳2丁目周辺となっています。今後のエリアについても「150Mbps対応エリア | エリア | au」にて更新される予定。
さらに、対応機種は、今冬モデルの「isai LGL22」「Xperia Z1 SOL23」「GALAXY Note3 SCL22」「AQUOS PHONE SERIE SHL23」「ARROWS Z FJL22」「DIGNO M KYL22」「ARROWS Tab FJT21」と、スマートサポートおよびタブレットは全機種対応しています。
なお、先月20日に発売開始された「iPhone 5s」および「iPhone 5c」は、UE Category 4に対応していないため下り最大150Mbpsでは利用できません。
記事執筆:S-MAX編集部
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・国内モバイルデータ通信最速! 「4G LTE」で受信最大150Mbpsの高速データ通信サービス提供開始 | 2013年 | KDDI株式会社