携帯電話4社、名古屋市営地下鉄の全区間で9月26日始発から携帯電話サービスを利用可能に
名古屋市営地下鉄全区間!写真はWikiより新たに利用可能にある上飯田線車両 |
NTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの携帯電話事業者4社は24日、携帯電話のサービスエリア拡大を目的に、名古屋市が運営する「名古屋市営地下鉄」において共同でエリアの整備を進めており、2013年9月26日(木)から名古屋市営地下鉄の全区間で携帯電話を利用できるようにすると発表しています。
これによって、名古屋市営地下鉄の駅構内だけではなく、各駅間のトンネル内におきましても携帯電話によるインターネット接続およびEメールの送受信をスムーズに行うことが可能となり、これまで以上に携帯電話を快適に利用できるようになります。なお、イー・アクセス(イー・モバイル)のサービス提供区間は一部異なります。
名古屋市営地下鉄では、以前にPDC方式による携帯電話の利用を駅ホームなどで利用できないようにするためにアンテナからの出力を調整するなどして行ってきました。それからおよそ10年。
携帯電話が利用する通信方式も変わり、当時利用できなくする理由としてあげられたペースメーカーも技術が進み新しいものが導入されてきたこと、さらに、スマートフォンなどの利用文化も異なってきたこともあり、ついに全区間で携帯電話を利用できるようになります。
新たに利用可能になる路線・区間は、NTTドコモおよびau by KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルのサービスが上飯田線「平安通駅〜上飯田駅」で2013年9月26日(木)始発から利用できるようになります。なお、すでに利用可能な区間は以下の通り。
名古屋市営地下鉄 東山線 全区間
名古屋市営地下鉄 桜通線 全区間
名古屋市営地下鉄 名城線 全区間
名古屋市営地下鉄 鶴舞線 全区間
名古屋市営地下鉄 名港線 全区間
各社では、車内において、これまで通り、携帯電話での通話は遠慮し、マナーモードに設定の上、優先席付近では電源を切るように案内しています。また、今後もサービスエリアの拡大や品質改善、ならびにユーザーが利用しやすい環境整備を進めていくとしています。
記事執筆:S-MAX編集部
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