東京ゲームショウ2013:次世代のソーシャルゲームへ進化するGREEブース――進撃の巨人のカードゲーム化なども【レポート】
進化するソーシャルゲーム |
千葉・幕張メッセで昨日19日(木)から開催となったゲーム関連イベント「東京ゲームショウ 2013(TGS 2013)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP社)。本日20日(金)まではゲーム業界関係者向けだが、今週末の21日(土)・22日(日)の2日間は一般公開となる。
今回は、昨年も紹介したGREEブースについて今年も引き続き見所をレポートしたいと思う。ソーシャルゲームもここに来てさらに進化してきており、同社の次世代ゲームの行方にも注目したい。
GREEブース内の展示タイトルは、人気の「探検ドリランド」や「神獄のヴァルハラゲート」など、新作を含む17タイトル。ブースを回って感じたのは、ソーシャルゲームの進化だ。昨年は従来型のケータイ(フィーチャーフォン)向けWebブラウザーゲームをスマートフォンで遊ぶスタイルだったが、今年はスマートフォンの操作に最適化されており、遊びやすくなっていた。
よく使う操作が1画面内に収められ、比較的ボタンも見やすく大きくなり、タッチ操作でも快適に遊べるようになっている。さらに、長く親しまれているタイトルも新しいゲームシステムを取り入れるなどして進化している。
聖戦ケルベロスはバトルフィールドのβ版が展示されていた
貴重なGGカードで遊べるのも東京ゲームショウならでは?!(AKBステージファイター)
目玉タイトルは、昨年の同イベントで発表された「サーガ・オブ・ファンタズマ」だ。ゲームクリエイターの手でソーシャルゲームをリッチコンテンツ化するという気合いの入ったタイトルとなっている。
次世代のソーシャルゲームと呼ぶに相応しいグラフィックスとアニメーションは必見となっている。また、バトルシーンは、手持ちカードで組み立てるデッキで勝敗が左右する熱い内容となっている。
家庭用ゲーム機のようなリッチな3Dグラフィックス
インターフェイスはタッチ操作に特化されており遊びやすい
格闘ゲームのようなバトルシーンで魅せる「ファンタジーロア(XPEC Entertainment)」、こちらも次世代のソーシャルゲームと呼べる美しいフィールドグラフィックスと、爽快感のある戦闘シーンが魅力だ。
格闘ゲームのような連携技によるコンボや空中でのコンボなど、これまでのソーシャルゲームにはなかった戦闘シーンが楽しめる。さらにド派手な演出によるバーストコンボなど強い敵に決めてみたい技も用意されている。
3Dグラフィックスによるバトルシーン
連携技の演出で相手が飛ばされた様子
そして、スマートフォンのWebブラウザーゲームも負けていないという意気込みの「ドリランド 魔王軍vs勇者!(ジクシーズ株式会社)」。かわいい見た目とは裏腹に高いプログラム技術によって、テンポの良いアニメーションやリアルタイムバトルのような多人数ギルドバトルが楽しめる。
カードではなく武器などのアイテムでキャラクターを強化していけるので、強さがわかりやすく誰でも楽しめるタイトルとなっている。
ドリランドのキャラクターがギルドバトルを繰り広げる
ギルドバトルは連携技も使えるのでメンバー感のコミュニケーションも重要だ
プロモーションビデオのみの展示となっているが「ミリオンブレイブ(グリフォン)」こちらも期待したいタイトルだ。美麗なカードが登場するファンタジーRPGで、その魅力はなんと言ってもギルドメンバーによる討伐戦だ。巨大なモンスターをギルドメンバーのチームワークで倒していく。これまでの制限時間によるギルド戦と違い討伐に掛かった時間も評価対象となるため、いかに効率よくモンスターを攻略していくかがカギとなるようだ。
ファンタジー世界を舞台にしたRPG
巨大なドラゴンのどこを攻撃する?!
その他ブース内には、ドリランドから派生したカードゲームや、豪華クリエイターによる美しいイラストがカードゲームになった聖戦ケルベロスのカードの展示も行われている。
ドリランドの世界をカードゲームで!スマートフォン向けのアプリでリアルとバーチャルが融合する
聖戦ケルベロスのカードゲーム。第2弾はあの「進撃の巨人」がカードゲーム化される
お馴染みのゲームキャラクターが登場するステージイベントも開催されている
今年も総勢70名を越える圧巻のラインナップ!!
ゲームの試遊台には、ここでしか手に入らないカードやグリーグッズが貰えるスタンプラリーも開催されている。
週末のイベントのスケジュールや詳しい出展内容がわかるグリー 東京ゲームショウ2013特設サイトが用意されているので、下記関連リンクからチェックしてみて欲しい。
記事執筆:mi2_303
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