イー・アクセス、イー・モバイルの1.7GHz帯にてCAなどを導入した下り最大300MbpsのLTE実証実験を香川県高松市で実施
下り最大300MbpsのLTE実証実験を8月22日から実施! |
イー・アクセスは22日、総務省より1.7GHz帯の実験試験局の本免許を取得したため香川県高松市の一部でフィールド実証実験を2013年8月22日(水)から開始すると発表しています。
今回の実証実験では、総務省が周波数アクションプランにおいて新たに確保するとした1.7GHz帯と、隣接するイー・アクセスがすでに割当されている1.7GHz帯の周波数を「キャリア・アグリゲーション(CA)」技術によって束ね、4×4 MIMOによって下り最大300Mbpsの高速・大容量なLTEの高度化技術における通信品質や通信速度(スループット)の評価を行うとしています。
実証実験は、香川県高松市の一部において本日22日から2013年10月中旬まで実施される予定です。
1.7GHz帯における総務省が周波数アクションプランにおいて新たに確保するとした5MHz×2(1744.9〜1749.9MHz/1839.9〜1844.9MHz)および隣接するすでにイー・アクセスに割り当てられている15MHz×2(1749.9〜1764.9MHz/1844.9MHz〜1859.9MHz)も用いて行います。
実験内容としては、20MHz幅による4×4 MIMOによる下り最大300Mbpsの検証、20MHz幅による2×2 MIMOによる下り最大300Mbpsの検証、CAの検証が実施されるということです。
これらのCAや複数のMIMOといった技術は、次世代ネットワーク規格「LTE-Advanced」の要素でもあり、本サービスへの導入に向けて期待されるところであります。
記事執筆:memn0ck
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・1.7GHz帯でのLTE実証実験(下り300Mbps)を開始|報道発表資料|イー・アクセス