GALAXY Noteに最適化されたスタイラスもあり!デジタイザーペン対応製品向けワコム「BAMBOO Stylus feel」を試す【レビュー】
BAMBOO Stylus feelの使い心地はいかに!? |
スマートフォンやタブレットの急速な普及に伴って、画面を指で触って操作する“タッチ操作”も当たり前のようになってきており、最近では、パソコン向けOSであるWindows 8がタッチ操作に対応したことにより、パソコンでもタッチ操作ができるようになってきています。
一方で、画面を指で触ってとなると、どうしても文字を書いたり、図や絵を描くなどといった細かなことは難しく、その場合は、やはりペンのようなスタイラスが欲しくなってきます。
そこで、前回、通常のタッチパネルだけではなく、ワコムの技術によってより繊細なペン入力ができるデジタイザーペン対応製品向けの高級スタイラス「BAMBOO Stylus feel carbon CS400UK」を紹介しました。
今回は、BAMBOO Stylus feel carbonの通常モデルである「BAMBOO Stylus feel CS300UK」を紹介したいと思います。
なお、BAMBOO Stylus feelには、特にデジタイザーペンが利用できるスマートフォン「GALAXY Noteシリーズ」に最適化され、通常モデルよりも1.5mm短くなっている「Bamboo Stylus feel for Samsung Galaxy Note」も用意されています。GALAXY Note使いの人は、こちらもチェックしてみてください!
BAMBOO Stylus feelのパッケージです。今回は、GALAXY Noteシリーズに特化したバージョンを試しました。
BAMBOO Stylus feelは、先のGALAXY NoteシリーズやMicrosoftのWindows 8搭載タブレット「Surface Pro」などといったワコムのデジタイザー技術(Wacom feel IT technologies)に対応した製品向けのスタイラス(ペン)です。
利用できる製品は、高級モデルのBAMBOO Stylus feel carbonと同じく、GALAXY NoteシリーズやSurface Proのほか、ASUS Eee Slate B121、ASUS VivoTab、Dell Latitude 10、ErenEben T6、LIFEBOOK T902、LIFEBOOK T732、ATIV smart PCなどとなっています。動作確認機種については、ワコムのWebページ「Wacom Feel pen enabled devices」を参照してください。
ペン本体の色は、今回は、ブラックを試しましたが、通常モデルおよびGALAXY Noteモデルともに2色展開でブラックのほかに、ホワイトがあります。高級モデルのBAMBOO Stylus feel carbonではブラック1色のみでしたので、・ホワイトがあるのが良いですね!
付属品は、ペン本体に加え、キャップ、交換用ペン先2本(ハードタイプ1本、ソフトタイプ1本)、交換用工具(芯抜き)、リーフレットとなっています。
BAMBOO Stylus feel CS300UKの付属品一覧です。
キャップは、BAMBOO Stylus feel carbonと同様にクリップが付いていて、胸ポケットなどに入れるときに落下しないように工夫されています。普通のボールペンなどでもそうなっていますが、こういった当たり前なことに対応しているのはありがたいです。
ただ、若干ですが、キャップを付けたまま利用するとバランスが悪く疲れるので、できればキャップは外して利用したいです。その場合、キャップを胸ポケットなどに装着したままにしておければ良いですが、そういったことができない場合には、失くさないように注意してください。
ペン本体とキャップです。
ペン本体は、長さ13.2cm(GALAXY Noteモデルは11.7cm)、直径9.5mm、重さが18gとなっています。Bamboo Stylus feel carbonは、長さ14cm、直径10.6mm、重さが28gなので、少しだけ短く、細く、軽いです。
普段、高級な万年質などを使っていて、重厚な重みを感じるほうが書きやすいというような人は、Bamboo Stylus feel carbonのほうが向いているかもしれません。
通常のボールペンなどと比較すると、Bamboo Stylus feelが近い印象となっています。また、長さや太さ、重さ以外でも、Bamboo Stylus feel carbonよりも実売で2,000円以上安いので、価格が安いほうがいいという人にも適しています。
一般的なボールペンなどと長さや太さを比較してみたところです。
実際に、GALAXY Noteなどで使ってみると、ペン先が細く、ペン先には、適度な摩擦があり、画面を滑りすぎることもないので、いつも紙で使っているペンのように自然に書けるのが気持ち良いです。
また、握りやすいサイズと重さに加え、優れたエルゴノミクスデザインとなっているため、GALAXY Noteに付属しているペンよりも書きやすく、筆圧もきちんと感知しているので、絵を描く人にもオススメです。
GALAXY Note標準メモアプリ「Sメモ」でも利用可能です。
右は「Nexus 7」。通常のデジタイザーペンに非対応なタッチパネルでは利用できません。
本体はBamboo Stylus feel carbonと比べるとプラスチックなので高級感こそないですが、しっかりとしたものとなっていますので、値段や重さなどで良いほうを選んでもらえると良いのかなと思います。また、価格はBamboo Stylus feelとほぼ同じですが、若干さらに1.5mm短いBamboo Stylus feel Samsung Galaxy Noteもあるので、こちらもより短くて良いという場合はチェックしてみてください。
記事執筆:S-MAX編集部
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Wacom | Bamboo Stylus feel