ウィルコム、呼び出し音で通話相手がウィルコムかどうかを判別できる「ウィルコム呼び出し音」を7月29日から提供開始
「ププープー」の呼び出し音でウィルコムかどうかがわかる! |
ウィルコムは29日、同社のPHS回線の電話番号宛に発信した場合、通常の呼び出し音の前に「ププープー」という呼び出し音が約2秒間鳴ることで、通話の発信先がウィルコムの電話回線であることを確認できる「ウィルコム呼び出し音」を提供開始すると発表しています。
利用料は無料で、本日2013年7月29日(月)から順次提供が開始され、2013年10月末までに全国展開が完了する予定だということです。
ウィルコム呼び出し音の導入背景には、現在はウィルコムのみが利用している「070」からはじまる電話番号について、2013年11月より携帯電話でも利用が可能になることで、電話番号だけではウィルコム宛の通話かどうかがわからなくなり、ウィルコム同士の通話料無料サービスが判別しづらくなるためであると思われます。
ウィルコム呼び出し音を導入することで2013年11月以降も、発信先の電話番号がウィルコムのものか、他社の電話回線かどうかを判別できるようになり、より安心して利用することができます。
また、同社では、将来的にPHSと携帯電話の間で番号ポータビリティー(MNP)制度が導入された場合でも、同サービスによって電話をかける相手がウィルコム回線かどうかを確認することが可能になるとしています。
同サービスの呼び出し音の「ププープー」は、ウィルコム(WILLCOM)の頭文字である"W"の欧文モールス符号「・――(トツーツー)」を参考に設定されているとのこと。
なお、ウィルコムの3G回線への発信は対象外となるほか、着信先が転送電話を利用している場合、ウィルコムの電話回線への通話となるか判断できない場合があるとされており、注意が必要です。
記事執筆:shimajiro
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