ソフトバンクのスプリント買収に関わるすべての監督官庁の承認を取得完了!FCCが申請の承認を全会一致で決定
FCC承認決定でソフトバンクによるスプリント買収が7月上旬にも完了へ1 |
ソフトバンクは6日、米連邦通信委員会(FCC:Federal Communications Commission)が2013年7月5日(米国東部時間)に同社と米携帯電話事業者のスプリントから提出された「ソフトバンクによる戦略的買収(子会社化)について」に関する申請の承認を全会一致で決定したことを発表したということで、お知らせしています。
これによって、ソフトバンクによるスプリント買収完了に必要なすべての監督官庁の承認を取得したことになります。そのため、ソフトバンクとスプリントは、2013年7月上旬に買収に関わる取引が完了すると見込んでいるとしています。
ソフトバンクでは、2012年10月15日付で開示した「当社によるスプリントの戦略的買収(子会社化)について」(2013年6月11日に開示事項の一部変更について発表しています。)にてお知らせした通り、米国の携帯電話事業者である「スプリント・ネクステル・コーポレーション(スプリント)」の事業に対して約216億米ドル(約1.8兆円)の投資を行うとしていました。
このソフトバンクによるスプリント買収取引の結果、スプリントは新らしく設立される新スプリントの完全子会社となり、ソフトバンクは新スプリント株式の約78%(完全希薄化ベース)を保有することになります。
この取引には、各監督官庁の承認を取得する必要があり、今回、最後にして最も難関とされていたFCCによって取引申請の承認が全会一致で決定されたことで、いよいよソフトバンクによるスプリント買収が確実のものとなってきました。残るは、最終的なソフトバンクとスプリントによる合意を経て、2013年7月上旬にも買収に関わる取引が完了すると見込こまれています。
記事執筆:S-MAX編集部
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