UQコミュニケーションズ、WiMAX対応据置型Wi-Fiルーター「URoad-Home」利用者にソフトウェアバージョンアップのお願いを配信
| URoad-Homeが悪意ある攻撃によってスループットが低下する事象が発生！ |
UQコミュニケーションズは4日、シンセイコーポレーション製のモバイルWiMAXに対応した据置型Wi-Fiルーター「URoad-Home」について、ソフトウェアバージョンが古いまま利用した状態で外部から悪意のある攻撃を受けた場合に問題が起こる可能性があるとして利用者に最新のソフトウェアを適用するようにメールで案内を行っています。
今回の問題は、古いソフトウェアのままのURoad-Homeが外部から悪意のある攻撃を受けた場合にその攻撃を処理するためにURoad-Homeに負荷がかかるため、スループットが出ない、ページが表示されるまでに時間がかかるなどの影響が確認されているというもの。ソフトウェア更新を行うことで、これらの問題を防ぐことが可能になります。
URoad-Homeへの攻撃によって、接続しているパソコンやスマートフォンなどへの影響は確認されていないとのことですが、前述のように通信速度が出にくくなるという事象が確認されているため、最新版のソフトウェアアップデートを行うと良いでしょう。
問題の現象は、最新版であるv1.3.5.1より前のバージョンで確認されており、URoad-Homeのソフトウェアを最新版にアップデートすることで改善します。URoad-Homeのソフトウェアアップデート方法は以下の通りです。
◯ソフトウェアアップデート方法
1）URoad-Home Web設定画面（デフォルト設定は http://192.168.100.254 ）にアクセス
2）ID／パスワードを入力（デフォルト設定は「ID：admin」および「パスワード：admin」）
3）「アドミニストレーション」→「バージョン情報」から「自動アップデート」を行う
手動でアップデートを行う場合は、あらかじめバージョンアップ用のファイルをPCにダウンロード、ダウンロードしたファイルを3）で「ソフトウェアアップデート」の「ファイル選択」で指定することでアップデートが可能となります。
URoad-Homeは「据置型」に特化したWiMAXルータとなっており、自宅用の回線として使用しながらも、ソフトウェアデートなどはついつい忘れてしまっている方もいるかと思いますので、この機会にソフトウェアアップデートを実施することをオススメします。
なお、同社では、据置型Wi-FiルーターのURoad-Homeまたは「AtermWM3450RN」と、モバイルWi-Fiルーター「AtermWM3800R」または「URoad-Aero」がセットで初期費用800円で購入できるお得なセットの販売のキャンペーンを行っています。
記事執筆：shimajiro
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