『レッドクリフ』のスタッフと、世界最高のカンフースターが集結 カンフー冒険活劇『レジェンド・オブ・トレジャー 大武当』日本公開が決定


中国文学の四大古典小説の一つ「三国志演義」の中でも人気のエピソード「赤壁の戦い」を壮大なスケールで描き、世界を熱狂させた大ヒット作『レッドクリフ』2部作。そのスタッフと、香港が世界に誇るカンフースターたちが一同に集結した、異色の冒険活劇『レジェンド・オブ・トレジャー 大武当』の日本公開が決定した。

舞台は1910年代・中華民国初期。中国武術の本山・武当山では、500年に1度の武術大会が開かれようとしていた。考古学者・武術家の唐雲龍とその娘は大会出場のためこの地を訪れていたが、真の目的は武当山に隠された「7つの秘宝と神剣」を手に入れる事。しかし、武術大会の裏では秘宝の隠された力をめぐる、恐るべき計画が進行していた…。

主演は、ジェット・リーの最高傑作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズで、リー降板後の後継者となったチウ・マンチェク。『イップ・マン』シリーズのドニー・イェンと並ぶ、世界最高の武打星(カンフースター)との呼び声が高く、クエンティン・タランティーノ監督は、彼の主演作『ブレード/刀』を「1992年以降のベスト映画」の一つとして挙げている。

共演には『イップ・マン 序章』で主演ドニー・イェンのライバルを演じた本格派、ルイス・ファン。さらに『イップ・マン 誕生』主演で香港アカデミー賞・優秀新人賞に輝き、ブルース・リーが学んだ詠春拳の達人でもあるデニス・トーが脇を固める。香港の三大武打星と称される3人の「夢の競演」は、本国での公開以来世界のアクション映画ファンの間で話題となっていた。

メガホンを取ったのは、『レッドクリフ』シリーズ第二班監督のパトリック・レオン。同作で脚本を担当したチェン・ハンと本作で再びタッグを組む。武術指導は『レッドクリフ』でアクション監督、『トランスポーター』では監督を務めたコーリー・ユン、衣装・舞台美術は『乱』でアカデミー賞に輝いたワダ・エミが担当するなど、一流スタッフが名をつらねている。また、撮影は、少林寺とならぶ武術発祥の地「武当山」の完全協力体制のもと行われ、アジア版『インディ・ジョーンズ』とも言うべき、異色のカンフー冒険活劇にスケール感をもたらしている。

『レジェンド・オブ・トレジャー 大武当』は6月29日(土)より、シネマート六本木、シネ・リーブル梅田ほか 全国順次公開

『レジェンド・オブ・トレジャー 大武当』 - 公式サイト

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