明日発売開始!ソフトバンクBBが国内向けに販売を開始するワイヤレス活動量計「fitbit zip」と「fitbit one」とは【レポート】



ワイヤレス活動量計fitbitが国内で販売開始に

既報の通り、ソフトバンクBBとFitbitは13日、歩数や消費カロリーなどを記録・管理できるワイヤレス活動量計「fitbit zip(フィットビットジップ)」と「fitbit one(フィットビットワン)」を2013年3月15日(金)から日本国内で販売開始することを発表した。

ソフトバンクショップを含む「SoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)」取扱店およびWebストア「SoftBank SELECTIONオンラインショップ」で販売する。

同日、販売に先立ち都内において両社による発表会が開催されたのでレポートする。

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ソフトバンクBB 溝口泰雄氏(左)とFitbit ジェームズ・パーク氏(右)


■ライフスタイルを創生
最初に登壇した、ソフトバンクBB 取締役常務執行役員 溝口泰雄(みぞぐちやすお)氏からは、ソフトバンクBBが展開する商品などについての説明が行われた。

ソフトバンクにおけるモバイル事業において、ソフトバンクBBでは、主にモバイルアクセサリー事業を担っており、自社ブランドとなる「SoftBank SELECTION」を中心にケータイ、スマートフォンに関わる周辺機器を幅広く展開している。近年ではスマートフォンの普及により、スマートフォンに関連する商品展開も増え「毎年倍々で拡大している事業」(溝口氏)なのだという。

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スマートフォンの普及により売上も拡大

また、ソフトバンクBBのラインナップにおいては、「ディストリビューション」と、SoftBank SELECTIONブランドで展開する自社製品による2本柱で事業展開を行っていることを解説し、今回のfitbitについては、ディストリビューションの商品群であることを説明した。


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ディストリビューションと自社ブランドの2本柱

さらに、商品ラインナップにおいても、ケースやシートといった「ケータイやスマートフォン本体を守るものに加え、ライフスタイルを創造していくラインナップを、スマートフォンアクセサリーのリーディング企業として提供していく」(溝口氏)とし、ソフトバンクモバイルの「スマートフォン本体やサービスに合わせ、周辺機器を提供していきたい」(溝口氏)と語った。


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本体の周辺アイテムからライフスタイルを創生していくプロダクトへ



■フィットネスレベルが高くない方へ
続いて、Fitbit Inc. CEO & Co-FounderのJames Park(ジェームズ・パーク氏)が登壇し、fitbitの製品説明などを行った。Fitbitは2007年に設立、アメリカのサンフランシスコを拠点に“デジタルヘルスとフィットネスに変革を起こす”という理念のもとプロダクトの開発を行っており、初代製品は2009年に発売したという。

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幅広い市場への訴求

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より健康になるための3つの柱

fitbitについては、フィットネスに対して積極的な“フィットネスレベルが高い”層だけでなく、むしろそれほどフィットネスレべルが高くない“一般の人”をターゲットに幅広い市場への訴求を狙う製品だという。さらに、「活動的になる」「賢く食べる」「良く眠る」というより健康になるための3つの柱について紹介。そのうえで、「私どものデバイス(fitbit)を使えばこの3つの柱を達成できる」とパーク氏は強くアピールした。


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fitbit zip

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fitbit one

今回日本で販売する商品fitbit zipとfitbit oneを紹介。fitbit zipは、歩数や移動距離、消費カロリーを、fitbit oneはそれらに加え、登った階数、睡眠サイクルのトラッキングが可能。いずれもBluetooth 4.0に対応し、接続したスマートフォンを介してデータのアップロードができる。さらにデータを共有することで、友達、家族、同僚など仲間と競争する感覚で楽しく、かつ継続できる点も特長なのだという。パーク氏は、いずれの商品もAMAZONの満足度RANKINGにおいても高評価を得ていることも紹介しアピールした。

今回の日本で展開するfitbit zipとfitbit oneは、iOSに対応、Androidについては今後対応する予定で、現時点での対応機種は「iPhone 4S」「iPhone 5」「iPod touch(第5世代)」「iPad (第3世代、第4世代)」「iPad mini」。

なお、fitbit oneにおける階数カウントについては、10フィート単位で1階とカウント、エレベーターなど動きのない状態や下りについては、カウントされない。睡眠サイクルのトラッキングは、寝返りだけでなく10種類の動きのアルゴリズムで検知するのだという。



■AmazonやApple Storeでも販売、ロコモチャレンジ!に協賛
最後にソフトバンクBB SoftBank SELECTION 事業推進本部 マーケティング部 部長の本間忠(ほんまただし)氏から、販売価格や販売チャネルなどについて説明が行われた。

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販売チャネル

販売価格はオープン価格ながら、SoftBank SELECTIONのオンラインショップにおける価格では、fitbit oneは9,980円、fitbit zipは5,480円、販売チャネルはソフトバンクショップ、家電量販店をはじめ、Amazon、Apple Storeでも販売する。


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ロコモティブシンドロームについて

さらに、運動不足や動かないことにより、骨や関節などが弱くなりサポートが必要になってしまう国民病「「ロコモティブシンドローム」(通称ロコモ)について、ソフトバンクBBは「ロコモチャレンジ!」に協賛し、スマートフォンユーザーのロコモ予防をサポートしていくことを公表した。


■写真でチェック
発表会場ではデモを含めた展示が行われていたのでそれぞれの製品を写真で紹介する。

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展示コーナー

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fitbit zip

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fitbit one

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iPhoneなどに専用のアプリをインストールして計測データをチェック

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パソコン側のダッシュボード画面

専用の無料アプリ「fitbit」をiPhoneなどにインストールすることで、歩数、消費カロリーなどの毎日のアクティブティーをグラフ化、数値化され確認できるほか、目標を設定し、達成する毎に届く「バッジ」、友達などと活動記録をシェアして交流できるユーザーコミュニティー機能、また、TwitterやFacebookなどのSNSと連携し投稿できる機能を使って楽しく、継続的に取り組むことができる。

ダッシュボードは、過去1年間のアクティビティーの確認ができ、より詳細な情報の入力や管理が可能。さらに、ユーザーコミュニティーの作成や管理、コミュニティーへの参加、仲間とのメッセージもできる。

なお、詳細は未定だが15日の発売に合わせてソフトバンク銀座においてのプロモーションを予定しているという。


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◯fitbit zipの主な仕様
・歩数や距離、消費カロリーを記録できるベーシックモデル
・ファッションにもマッチするカラーリングと、わずか8gの軽量でコンパクトなデザイン
対応機種iPhone 5、iPhone 4S、iPad(第4世代、第3世代)、iPad mini
カラーライム、マゼンタ、ブルー、チャコール
電源ボタン型電池
Bluetooth規格Bluetooth 4.0
対応OSMac OS 10.5以上
Windows XP、Windows Vista、Windows 7以上
連続使用時間約4〜6カ月
サイズ約28.0(W)×35.5(H)×9.7(D)mm
質量約8g(本体のみ、電池を除く)
製品構成トラッカー(本体)、クリップカバー、電池、USBハードウエアキー、電池交換ツール

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◯fitbit oneの主な仕様
・歩数や距離、消費カロリーに加えて、睡眠サイクルや階数まで記録できる高性能モデル
・高感度センサーを内蔵し、高さの移動を感知。登った階数や、付属のリストバンドを使って睡眠サイクルもチェックできるため、より正確な消費カロリーを算出
・設定した時間にバイブレーションで起こしてくれるアラーム機能
対応機種iPhone 5、iPhone 4S、iPad(第4世代、第3世代)、iPad mini
カラーバーガンディ、ブラック
電源充電式
Bluetooth規格Bluetooth 4.0
対応OSMac OS 10.5以上
Windows XP、Windows Vista、Windows 7以上
連続使用時間約1週間
サイズ約19.3(W)×48.0(H)×9.7(D)mm
質量約8g(本体のみ)
製品構成トラッカー(本体)、クリップカバー、充電ケーブル、USBハードウエアキー、睡眠モニター用リストバンド

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記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

■関連リンク
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iPhoneやiPadとBluetooth連携で歩数や消費カロリーなどを記録・管理できるワイヤレス活動量計「fitbit zip」と「fitbit one」が3月15日から発売開始 - S-MAX - ライブドアブログ
SoftBank SELECTION特集 - S-MAX - ライブドアブログ
米国Fitbit社とソフトバンクBB、iPhone/iPad対応ワイヤレス活動量+睡眠計「fitbit」の国内販売を開始(ソフトバンクBB)
ワイヤレス活動量計 fitbit|キャンペーン・特集|ソフトバンクセレクション
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