美しすぎる魔女に学ぶ、“勝ち美女”になる魔法
物語の主人公オズは、“いつか偉大な男になること”を夢見るペテン師的な男で、迷い込んだ“魔法の国”で3人の美しすぎる魔女セオドラ、エヴァノラ、グリンダと出会う。魔女達に導かれ、成長していくオズの姿を描く本作にちなみ、自らも“負け美女”である犬山に、“偉大な男”の見分け方、“勝ち美女”になる魔法について聞いた。
女の子に分け隔てなく優しい男は、どこか憎めない
“いつか偉大な男になること”を夢見るオズは、「俺は将来、武道館でライブやるんだ!」と言ってるニートと一緒ですよね。よく“いるいる”ですよ。こういう男は、女を引っ掛けるのが上手いんです。オズが徹底しているのは、女の子に対して分け隔てなく全員に優しいこと。普段、男の人に優しくされてない女の子なんかは、優しくしてくれるだけで好きになっちゃうし。オズは紳士的に振る舞って、守ってくれたり、ちょっとした所で男らしさをどんどん出すので、女の子はどうしても憎めないというか、惹かれちゃう所があるんじゃないかなと思いますね。芯が通っていて、心が綺麗な人は“偉大な男”になる
“偉大な男”になる可能性を見抜くのは、かなり難しい所なんですけど、芯がしっかりしている人ですね。例えば、ブログの内容が一貫している人は、成功するなと思います。逆に、Twitterで思ったことを言ったら炎上して、コロッと態度を変えるような男は、あまり芯が通ってないかと。一本芯が通っていると、自分の人生に対する筋道もしっかり立てていると思うので。今はダメでも、いつかは成功する大器晩成型タイプは、みんな芯が通っている人という印象がありますね。あとは “心が綺麗な人”。普通のことですけど結構、大事だと思います。心が綺麗だと、周りの人に可愛がられるんですよね。オズは心が綺麗だから、いいヤツの周りには、いい人達が集まってくるじゃないですか。いい人達が集まる所には、いい仕事がある。それで成功していくんじゃないかと思いますね。
ペテン師的な男を、“偉大な男”に成長させるのも、女次第
オズには「すげーいいヤツじゃん」という瞬間がチラホラあって。例えば彼に対してプラスになる相手ではない、孤児になって泣いていた“陶器の少女”を助けてあげるような優しさですよね。最初のペテン師的な男の頃から「いざとなったらやる」という所を見せてたので、結局はいい男なんだという感じがしますね。あと、オズには相手をしっかり見据えて、信じて、良い方に導いてくれる、一緒にいて成長できるような女が隣にいたから。そういう女がいなかったら、きっと“偉大な男”にはなれずに、うだつが上がらないままだったと思います。ペテン師的な男を“偉大な男”にするのも、女次第だと思いますね。
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