ONKYOがAndroidタブレットに参入 1万円を切るAndroidタブレットを投入【デジ通】
今回投入されたAndroidタブレットは、保証期間の違いで2モデル用意されている。90日保証モデルと1年保証モデルがあり、1年保証モデルは90日保証モデルより1,000円高くなる。この記事の価格とモデル名は90日保証モデルを前提にしていることに注してほしい。
7型モデルの「TA07C-A41X1S」は、ASUSの大人気タブレットNexus 7の半額程度の安さだ。ドコモのdtab（キャンペーン価格で9,975円）よりも安い9,480円である（オンキヨーダイレクト価格）。
9.7型の高精細液晶搭載のTA09C-B41R3SはiPadのRetinaディスプレイモデルと同等の液晶を搭載しているが、価格はiPadよりも3割強安い27,800円。
このように価格は他社製品と比べ圧倒的に安いのだが、一般的なAndroidタブレットと大きく異なる点がある。
それがGoogle Playに非対応という点だ。
一般的にAndroidでアプリなどをインストールする場合、Google Playからアプリなどをダウンロードするが、今回オンキヨーから発表された製品は、このGoogle Playに対応していない。
Google Playの代わりとして用意されているのが「Tapnow Market」だ。このTapnow MarketはGoogle Playと同じようにアプリや音楽、動画など様々なコンテンツやソフトが提供されている。当然Google Playとは品揃えが異なるが、どこかの中華タブレットみたいにアプリが使えないわけではない。
Androidタブレットは、この製品のようにGoogle Playに対応しない製品（AmazonのKindle Fireシリーズなど）と、Googleに認定されてGoogle Playが使える製品がある。
Googleに公式認定された製品は、ハードウェア要件などで一定の縛りがあり、その分コストもかかる。逆に低価格で提供されているAndroidタブレットは、Google Playなどが使えない代わりに低コストで開発・販売されている。
他の大手メーカーから販売されている一般的なAndroidタブレットとは異なるので、タブレットの利用目的によっては不便な部分もあるので注意しよう。
■今回発表された製品
・7インチタブレット
アスペクト比15:9もしくは16:9の液晶を搭載する持ち運びしやすい製品。
TA07C-A41X1S 9,480円
TA07C-C41R1S 13,800円
・8インチタブレット
iPad miniと同じアスペクト比4:3の液晶を搭載した製品。
TA08C-A41R1S 158,000円
 |
| 高精細液晶を搭載するTA09C-B41R3S |
・9.7インチタブレット
アスペクト比4:3でiPad Retinaディスプレイモデルと同じ解像度の液晶を搭載するモデルと、XGA解像度の製品の2モデル。
TA09C-A41R3S 24,800円
TA09C-B41R3S 27,800円
・10.1インチタブレット
アスペクト比16:10の1280×800の液晶を搭載する製品。
TA2C-A41R3S 24,800円
※価格は税込み。3月8日より順次発売。
※1年保証モデルは型番の末尾のSがなく、1,000円高い。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
■デジ通の記事をもっと見る
・最後のMD機器は3月に出荷終了！ MD機器を買う最後のチャンス
・ Windows 8タブレットが教育現場へThinkPad Tablet 2で教育改革
・3万円で新品が買える時代 中古PCを買う意味はあるか？
・アメリカではWindows Phone 8とSurfaceが中心！ 日米で異なるマイクロソフトの広告戦略
・アップル製品買うなら今！ 円安に影響されないアップルの価格設定
ONKYO タブレット Windows7 Corei7-3517U 4GB 128GBSSD 11.6TFT TW3A-A35C79/DK