キャリアの垣根を越えた相談窓口として、アークモバイルが「スマホの窓口」を開設!スマートフォン教室や講師派遣などのサービスを開始【レポート】



スマホの窓口を開設

アークモバイルは17日、スマートフォンの操作方法などを学んだり相談できたりする場所として、コンシューマ向けの“スマートフォン教室・相談窓口”の「スマホの窓口」を開設し、同社のセミナールームで体験会が行われた。

同社はこれまでに、企業や販売店向けにスマートフォンやタブレットなどのセミナー、研修などを行ってきており、そうしたノウハウを活かし今回、同社内のセミナールームを開放して個人ユーザー向けのサポートサービスを開始するのだという。

■スマホの窓口とは?
同社代表取締役の新川氏は、「首都圏でのスマ−トフォンの利用は多いが、スマートフォンと従来の携帯電話との比率は、まだ圧倒的に従来の携帯電話の方が多い。スマートフォンを利用していない人や、シニア層もたくさんいる。そうした背景もあり、キャリア(通信事業者)もスマートフォンの利用者、これからスマートフォンを持とうと検討している人に対する相談窓口やサポート面において行き届いてない点も多い」とし、「我々は、スマホに関する業務はなんでもやります!というスタンスなので、シニア層を中心にスマホを購入する前の相談窓口として利用して頂きたい。」と話す。

体験会では、購入前の初心者向けの内容となっていたが、「今後は中級者や法人向けにも展開していきたい」(新川氏)という。また、講座内容としては、「教室だけでなく、キャリアの垣根を越えた相談窓口としてサービスを行っていきたい」(新川氏)とした。


■スマホにまず触れる。文字入力はしないスマホ体験会
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続いて、実際にスマートフォンを持っていない60歳前後の参加者を交えて行われた体験会をレポートする。今回は、スマートフォンを検討、もしくは興味を持っているが、実際にスマートフォンを利用していないシニア層向けの講座内容で、まずはスマートフォンに触れてどんな事ができるのかを実際に体験してもらおうという超初心者向けのまさに“体験会”といった内容だった。


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タイムスケジュール

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スマートフォンについて解説

最初の10分ほどで、スマートフォンについての基本的な説明が行われた。スマートフォンを利用するユーザーでも間違った認識をしていたり感違いしていたりする内容を含め、AndroidとiPhoneの違いなどを簡単に分かりやすい説明がされていた。


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GALAXY SIIIα SC-03Eでスマホを体験

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タッチパネルの触り方から

続いて、実際にスマートフォンに触ってみようということで、参加者全員にサムスン電子製の「GALAXY SIIIα SC-03E」が手渡された。

まずは、ホームボタンやメニューキー、タッチパネルでのタップ、ピンチイン、ピンチアウトなどの基本操作を解説しながら実際に試す。ホーム画面での基本操作の次は、電話のかけ方・取り方、インターネットで検索、YouTubeで動画の検索および再生、最後にGoogleマップを使った地図の基本操作や活用法などの講習が行われた。


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検索は全て音声で。一人ずつスマホに向かって話しかける

今回の体験会では、操作を覚えるということよりも、スマートフォンで何がどうのようにできるかという事を体験してもらう内容となっているため、検索方法においても文字入力は一切行わず、全て音声入力による検索をしていた点が印象的だった。

“電話機に向かって話かけた言葉がちゃんと認識され、その認識された言葉で自動的に検索を行ってくれる”ということ自体が従来型の携帯電話と異なる部分で、参加者も関心しつつ、慣れてくるとさまざまな言葉を積極的にスマートフォンに向かって話かけていた。

難しい、分からないということを一生懸命解説して払拭するのではなく、スマートフォンだからできる事を伝え、楽しいものであるという事を伝える内容となっていた。


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ストリートビューを使って様々な場所に“遊びに行く”

Googleマップについても、マップ上で海外に行き、ストリートビューで名所を見て、ピンチイン/アウト、フリックによる画面操作で拡大/縮小、移動をするといった内容。もちろん場所検索は音声検索で行う。

こうした一連の操作をしていく上で、参加者もどんどんスマートフォンに夢中になっていき、「このスマートフォン買おう(笑)」といった声も飛び出していた。


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カメラ撮影も体験

最後にカメラ機能で、ズーム、インカメラでの撮影を体験、さらにGALAXY SIIIα SC-03Eはワンセグ視聴も可能なので、テレビを見ることができる点なども解説。およそ40分の体験会となった。

「スマートフォン教室」は毎週水曜開催となっており、同社では参加者が増えていくようであれば日数や時間帯なども増やしていくという。また、マンツーマンや講師派遣なども行う。

スマホの窓口についての問い合わせ、申し込み、利用料金などの詳細はホームページ上で案内されているほか、電話での問い合わせも可能。
スマホの窓口
スマートフォン教室 スマホの窓口(Facebook)

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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