“現代の自分”VS“未来の自分”、30年後のキャリアプラン


 小学校の卒業記念で校庭に埋めたタイムカプセルを、10年後や20年後に掘り起こした経験はあるだろうか。中には、未来の自分へ宛てた手紙通りに夢を叶えた者もいるかもしれないが、時間の経過と共に、幼い頃に夢見た“未来の自分”と“現在の自分”がかけ離れていってしまうのは仕方の無いことだろう。

 社会へ飛び出そうとする学生諸君なら、就職活動の面接にありがちな「将来のビジョンは?」という質問に備えて、未来の自分の姿を思い浮かべたことがあるはずだ。新卒に限らずとも、“現在の自分”と“未来の自分”とのキャリアプランを考えて転職へと至るビジネスパーソンもまた多い。年金制度に合わせて、定年を65歳へと引き上げる企業も増える一方で、転職には「35歳限界説」が存在する。“現在”と“未来”との距離が近ければ近いほど将来のビジョンは説得力を増すが、年金問題が深刻化する今、あなたは“30年後の自分”を明確にイメージすることができるだろうか。

 来年1月12日より公開となる映画『LOOPER/ルーパー』では、暗殺者を生業とする“現代の自分”が、30年後の世界からタイムマシンで転送されてきた“未来の自分”と予期せぬ対面を果たし、究極の選択を迫られる。現代の自分にとって任務の失敗は自らの死を意味するため選択の余地は無いのだが、若さという優位性をもちながらも、30年間の経験差をもつ“未来の自分”に打ち勝つことは決して容易ではない。

 “現代の自分”を演じるのは『インセプション』や『ダークナイト ライジング』などへの出演で注目の若手俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィット(31)。対する“未来の自分”を演じるのは『ダイ・ハード/ラスト・デイ』や『RED2』(=引退した超危険人物)の公開も控えるブルース・ウィリス(57)だ。ここで誰もが疑問に感じるであろう、全く似てない二人の役者を同一人物に変身させているのが、過去に2度のアカデミー賞へのノミネート経験をもつ日本人アーティスト・辻一弘による特殊メイクなのである。

 一人の男を熱演する二人のスターに話題が集中しがちだが、MOVIE ENTERでは“現代の自分”と関係をもつ二人の美女にも注目。予告編で手を触れずにZIPPOを宙で回しているサラを演じるのは、『アジャストメント』で「ボーン」シリーズのマット・デイモンと運命の恋に落ちるヒロインを演じたエミリー・ブラント。一方、ジュリ扇を手にセクシーなパフォーマンスで男たちを魅了するスージーを演じるのは、同シリーズの製作チームが手掛けた海外ドラマ「コバート・アフェア」で “美人すぎる”女スパイを演じたパイパー・ペラーボなのだ。“未来の自分”が現代へとタイムトラベルした背景にも、一人の女性の存在が…。現代と未来の“自分”による勝負の結末は如何に!?

 MOVIE ENTERの特集ページでは、“現代の自分”と“未来の自分”のどちらが勝利するか予想を受付中。投票してくれた方には抽選でiPad miniが当たる!

MOVIE ENTER『LOOPER/ルーパー』特集ページ
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