スーパーマン誕生を描く『マン・オブ・スティール』 新たな情報が特盛りの日本版予告編ついに解禁
トレードマークである赤いブリーフは見当たらず、ダークな色合いに沈んだ物語に賛否両論が巻き起こるなど、全世界が新しいスーパーマンに注目する中、ついに日本版の予告編が解禁。2分26秒の映像の中には問題のコスチュームの全貌はもちろん、登場キャラクターも、そして物語のキーポイントまで詰まった内容となっている。
幼少期のクラーク・ケントの葛藤を色濃く描いた前半パート。自らも乗車していたスクールバスが水中に転落した彼は“特別な力”を行使。多くの子どもを助けたにも関わらず奇異の目で見られ、養父であるジョナサン・ケントに咎められる。人が死にそうでも力を使えないのはおかしいとクラークが悩むいっぽう、隠すことを息子に強要した父もまた苦悩していた。
抑圧された少年期を経て2013年、己に課せられた使命に目覚めたクラーク。スーパーマンのコスチュームをまとい、北極から飛び立つといよいよヒーローとなる。崩壊する建物に大爆発、クリプトン星で父母に抱かれる赤子のクラーク・ケント、炎に包まれるジョー・エル、逆光を背に受けた宿敵のゾッド将軍、逃げ惑うペリー・ホワイト編集長、クラークを見つめる恋人のロイス・レイン、そして手錠をはめられ連行されていくスーパーマン……。これらの映像がハンス・ジマーの重厚なテーマ曲とともにフラッシュバックしていく。
『300 <スリーハンドレッド>』では驚異の映像マジックを、『ウォッチメン』ではヒーローの苦悩を描いたザック・スナイダー監督と、完成しきったヒーローに新テイストを加えてより魅力的にするリブート工場長クリストファー・ノーランがタッグを組んだ本作品。想像通り、既存のヒーロー物の枠には収まらずとも、スーパーマンの成長と活躍を通じてカタルシスは感じさせてくれそうだ。
クラーク・ケントの養父ジョナサン・ケント役をケヴィン・コスナーが、実父のジョー・エルをラッセル・クロウが演じるなど、これまでに幾度もヒーローを演じてきた俳優たちがスーパーマンの父になるなど、キャスティングの妙も見どころのひとつ。誕生から75周年、スーパーマン誕生への期待は膨らむいっぽうだ。
『マン・オブ・スティール』は、2013年夏 全国公開
・映画『マン・オブ・スティール』 - 公式サイト
【関連記事】
・74年の歴史を覆す新たな“スーパーマン”像!『マン・オブ・スティール』ポスター画像&異例の特報2種一斉解禁
・MOVIE ENTERのTOPへ