NTTドコモ、機種変更時に新しく登録等手数料2,100円を追加!契約事務手数料値上げやカード形状変更も有料に



地味な値上げが続きますね……。

NTTドコモは8日、各種事務手数料について2012年12月1日(土)から改定することを発表しています。

今回改定される事務手数料は主に3点あり、1つめに機種変更時にこれまでXiからXi、FOMAからFOMAといった場合には契約事務手数料は無料でしたが、新しく登録等手数料を新設し、2つめにFOMAからXiやXiからFOMAといった契約変更時の契約事務手数料を値上げ、さらに、3つめとしてSIMカード「ドコモUIMカード」を発行する際にかかる「カード発行手数料」を値下げするということです。

一方で、カード発行手数料については、これまでUIMカードからminiUIMカードといったようなSIMカードのサイズを変更する場合には、1年に1度は無料でしたが、本改定後は、カードサイズを変更する場合にもカード発行手数料がかかるようになります。

■登録等手数料の新設
XiからXiへの機種変更、FOMAからFOMAへの機種変更などといった機種変更をドコモショップや家電量販店といった店頭などで機種変更する場合に登録等手数料2,100円がかかるようになります。

ただし、直営オンラインストア「ドコモオンラインショップ」での機種変更は対象外となるとのことです。

■契約変更時の契約事務手数料の改定
FOMAからXiへの契約変更、XiからFOMAへの契約変更などといった契約変更時の契約事務手数料はこれまで2,100円でしたが、改定後は3,150円になるとのことです。

ただし、こちらもドコモショップや家電量販店といった店頭などでの値上げで、ドコモオンラインショップにおける契約変更に係る契約事務手数料はこれまでと同じ2,100円となります。

■カード発行手数料の改定
新規契約や機種変更などを伴う場合以外のドコモUIMカード(UIMカード、miniUIMカード、nanoUIMカード)の発行についてカード発行手数料としてこれまで3,150円でしたが、改定後は2,100円に値下げされます。

ただし、これまでドコモUIMカードの形状変更について1年(12か月)に1回のカード発行手数料無料制度がありましたが、これは廃止されるということです。


ドコモでは、これまで契約事務手数料を据え置きつつ、携帯電話を取り巻く環境に応じて各種サービスの維持・向上に取組んできたとのことですが、好評のスマートフォンをはじめとする端末や料金の多様化などへの対応を行いつつ、引き続き事務手続きを円滑に行っていくため、各種事務手数料を改定するに至ったとのこと。

具体的には、スマートフォンなどの機種変更や契約変更時にGmailアカウントの説明などの基本的な機能についての説明や、パケット定額オプションへの加入を推奨することの説明など、店頭での説明にかかる時間が長くなっていることが原因だということです。

ドコモオンラインショップで改定がないなら、説明不要の人や説明が必要だけど自己責任でいらないと思う人は文書で渡してサインするなどで改定しないケースも欲しいところですが……。

まだ端末購入時以外の店頭サポートが無償のままになってるだけましなんでしょうかね。個人的にはこちらを有償にしてもいいような気もしますけど。その際には、ほとんどの作業をオンラインでできるようにしておいて欲しいところです。

あぁ、ゴールド免許ならぬゴールド契約制度が欲しい……そのうちDCMX会員だととかになるかもですね!?

記事執筆:memn0ck


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