“地獄の庭”で明かされる、ファッション業界の今昔物語 『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』予告編が解禁


 『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープが演じた鬼編集長のモデルと言われる、ファッション誌・ヴォーグのカリスマ編集長アナ・ウィンター。業界に対し絶大な影響力を誇る彼女以前にビキニやミニスカートを流行らせた天才女性エディターが君臨していた。それがダイアナ・ヴリーランドである。
 『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』は、20世紀のファッション界をリードした彼女の生涯と創造の秘密に迫るドキュメンタリー作品。



 ファッション、アート、音楽、すべてのカルチャーが、ダイナミックかつ刺激的に変化し続けた20世紀。1940年・50年代、世界で最も古い歴史を持つファッション雑誌ハーパース・バザーでカリスマ・エディターとして活躍し、1962年にはライバル誌であるヴォーグに移籍し編集長に。70歳で世界最大規模を誇るメトロポリタン美術館衣装研究所の顧問に就任、常識を越えた衝撃的な衣装展を数多く成功させた。
 美と才能を見極める審美眼で、“ミニの女王”と呼ばれたツィギーをロンドンから呼び、デビューしたばかりのミック・ジャガーをいち早く誌面に取り上げ、シンガーとして大ブレイクしたシェールを見出すなど、スターの誕生にも携わったダイアナ。

 ドキュメンタリーの制作にあたり、アナ・スイ、カルヴァン・クライン、マノロ・ブラニクら錚々たるデザイナーやモデル、写真家、映画監督らセレブリティと家族への取材を敢行。そしてダイアナ本人が“地獄の庭”と呼ぶ真っ赤な部屋でのインタビューも収録。その革新性が再確認できる作品となっている。

『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』は12月22日よりシネマライズ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国順次ロードショー。

『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』 - 作品情報

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