構成に注意して「質感」をリアルに撮る！ テクスチャーをテーマに写真を撮ってみる。【カメラ生活】
こんにちは、ビデオエディターを目指している小島暢華です。
今回はテクスチャーをテーマに写真を撮ってみました。これは物体の表面の質感を表現するというプロジェクトです。
テーマを決めて撮影するのは、写真を練習する方法としてよく使われます。さて、このテクスチャーというテーマ、試してみるとなかなか難しいのです。普段は劇的な景色や色合い等で写真を見た人の注目を引くことが多いですが、テクスチャーに注目を集めるには構成がとっても重要になります。特にコントラスト、曲線/直線、そしてパターンに注目して構成すると良いそうです。ということでその3点を気にしつつ撮影してみました。
■コントラスト
コントラストには明度のコントラストと彩度のコントラストの2種類があります。
明度のコントラストはテクスチャー自体のコントラストとしてよく使われます。
彩度のコントラストは、被写体のテクスチャーとは違った彩度の背景を選ぶことで被写体を引き立たせる方法としてよく使われます。
■曲線/直線
テクスチャーは、曲線や直線がそのテクスチャーを作り出している事がよくあります。その線を使って写真を見ている人の目線を効果的にコントロールすると良いそうです。
■パターン
パターン模様は基本的にそれだけで注目を引きます。しかしながらシンプルすぎるパターンは注目をすぐに失うことも多いようなので注意が必要だそうです。
ちょっと変わったテクスチャーを見つけたら、とにかく写真を撮ってみることをお勧めします。
私もまだまだ練習が必要ですが、構成のスキルに磨きをかけたい方は試してみてはいかがでしょう？
小島 暢華 （Nobuka Kojima）現在オーストラリアに在住。ブリスベンのグリフィス大学でBachelor of Digital Media Productionを勉強し、卒業後はアシスタントエディターとしてABCとナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されたドキュメンタリーThe Lost Years – A Sea Turtle OdysseyやTop Gear Australia Series 3の製作に携わる。またウェディングビデオの編集の仕事も行なっている。
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