ソニー、スマホやタブレット向けの新開発の積層型CMOSイメージセンサー“Exmor RS”を発表



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ソニーは20日、世界初となる独自の「積層型構造」を採用した新開発のCMOSイメージセンサー「Exmor RS(エクスモア アールエス)」を商品化し、2012年10月から順次出荷を開始すると発表しました。

Exmor RSは、スマートフォン(スマホ)やタブレットなどに向けて開発された“積層型”CMOSイメージセンサーです。「積層型構造」の採用により、高画質化・高機能化に加え、小型化も両立されています。

今回商品化されるのは、1/3.06型有効1313万画素の「IMX135」、1/4型有効808万画素の「IMX134」、1/4型有効808万画素の「ISX014」の3モデル。「IMX135」と「IMX134」は、暗い部屋や夜でもきれいに撮影できる「RGBWコーディング」機能と、逆光でも色鮮やかに撮影できる「HDR(ハイダイナミックレンジ)ムービー」機能を搭載しています。一方、「ISX014」はカメラ信号処理機能を内蔵しています。

併せて、それぞれのイメージセンサーに、オートフォーカス機構付レンズユニットを搭載したオートフォーカス・イメージングモジュールも商品化されます。

業界最小1.12μm単位画素に最適化した新設計のレンズを採用することで、高解像度が実現されています。「IMX135」向けの「IU135F3-Z」は、F2.2の明るい高解像度レンズを採用。「ISX014」向けの「IUS014F-Z」は、イメージセンサーにカメラ信号処理機能を搭載し、オートフォーカスおよび画質の調整機能を内蔵したオールインワン・タイプのイメージングモジュールとなっています。

それぞれの型番、出荷時期、サンプル価格は以下のとおりです。

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