フルHDを超えるWQHDの解像度! 大解像度時代到来!5万円を切るデルの液晶ディスプレイ
今後も技術の進化は止まらないのでディスプレイの解像度は、どんどん向上し4K2K(4096×2160ドットや3840×2160ドット)へとつながっていくと思われるが、それに伴ってOS側の対応も必要になってくる。例えばWindows 8の場合、高解像度の場合、デスクトップ上の文字やアイコンサイズのdpi値を上げることでディスプレイスケーリングを変更して対応できるようになっている。
10月に出てくるWindows 8のMetro UIでは、高解像度表示に対してかなり柔軟に対応できると思われ、デルの高解像度ディスプレイのメリットが生きてくるだろう。ただし、フルHDを超える高解像度を表示させるためには、グラフィックスカードの問題もある。高解像度画面を表示するために大量のビデオメモリーが必要になってくる。最近では2Gバイトや4Gバイトのビデオメモリーを搭載するグラフィックスカードが登場してきている背景として、今後の超解像度時代への対応といった点も考えられるわけだ。
さて、デルの新型液晶ディスプレイ「U2713HM」だが、デルとしては初めて「AH-IPSパネル」および「LEDバックライト」を採用している。前モデルの「U2711」の消費電力は113ワットと100ワットの白熱電球以上だったが、今回パネルとバックライトを変えたことで42ワットと従来比約37%と6割以上の低消費電力となっている。
画面を90度回転させることもできる。 |
従来モデル同様にディスプレイを90度回転させた縦長表示にしたり、インターフェイスとしてHDMI、DVI-D、DisplayPort、VGA端子という4系統に加え、USB3.0ダウンストリームポートを4基搭載。USB3.0の高速転送機器を接続できるメリットも持っている。
本体側面にUSB3.0ポートを2つ備える。 |
本体背面下部に4系統(HDMI、DVI-D、DisplayPort、VGA端子)とUSB3.0ポートを2つ備える。 |
27インチサイズでWQHD(2560×1440ドット)解像度、「AH-IPSパネル」および「LEDバックライト」で低消費電力、4系統入力にUSB3.0×4、そしてsRGBカバー率が99%超の色再現率と、ピクセルピッチ0.23ミリ、輝度350カンデラ/平方メートル、コントラスト比1000:1と普段使いでは十分すぎるスペックを持っており、直販価格は何と5万円を切る4万9千980円だ。コストパフォーマンスは相当高いとみていいだろう。
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