使われなくなった地下鉄ホームに巨大人面像が出現


 生きる伝説リドリー・スコット監督が満を持して放つ、「人類の起源」という壮大な謎に迫る今夏最大のミステリー話題作『プロメテウス』。“決して開けてはならない”特典グッズ付前売り券、“絶対に開けてはいけない”謎のコインロッカーなど謎に包まれたプロモーション施策を実施中の本作が、新たに“衝撃度120%”のビッグ・プロモーション『プロメテウス』ミステリー・ステーションを行った。

 8月6日から12日までの期間限定で、銀座線旧表参道駅ホームに『プロメテウス』特別仕様のプラットホームが出現。これは東京メトロ銀座線、表参道⇔渋谷間の車内の乗客だけが目撃できる「謎のミステリー・ステーション」で、作品の衝撃度に相応しい話題性抜群の試みに、通過する際は銀座線車内でどよめきが起こっている。

 これは配給の20世紀FOX映画の発案で実現した、使用しなくなったホームを使用した広告という初の試みで、今年5月の『プロメテウス』フランス公開時に、パリの地下鉄メトロ9号線のストラスブール=サン=ドニ駅とレピュブリック駅との間に、フランスの20世紀FOX映画が『プロメテウス』駅を登場させ、大いに話題になった。

 地下鉄の窓からぼんやり外を見ていると突如現れるこの『プロメテウス』駅に、乗客からが意表を付かれたこの試みが話題になり、5月30日のフランス公開では初登場第1位の大ヒットスタートを切った。観客に驚きをもたらすこの夏一番の壮大なミステリー超大作に相応しい、この驚愕のプロモーションを日本でも実現したい!という日本の20世紀FOXからの働き掛けで実現に至った。

 企画は約半年前、日本で同様の展開が可能な「使用されなくなった駅」を探すところからスタート。担当者は「まず、このような多数の利用者の目に触れる効果的なスペースが見つかるとは思っていなかったので、現在使用されていない“旧表参道駅ホーム”にたどり着いた時には、最高の場所が見つかったと思いました」と当時を振り返る。

 

 
写真一覧(10枚)

 その後、関係各署との調整が済み、実現にGOサインが出たのが、約一か月前の7月13日。通常なら製作に3か月かかる巨大オブジェを3週間で完成させるべく、製作スタッフは急ピッチで邁進。8月4日・5日両日の終電後から始発までの限られた時間を利用して設置が行われ、6日始発時から、旧表参道駅ホームに総製作費2000万円の『プロメテウス』ミステリー・ステーションが登場した。

 東京の中心部に出現するミステリー・ステーションは、「人類の起源」という壮大なミステリーの世界に、我々を導くことができるのか?! 東京メトロ銀座線に乗車して、衝撃の真実を目撃せよ!!

『プロメテウス』特集ページ

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