NTTドコモ、らくらくスマートフォン F-12Dを7月20日から事前予約開始!発売は8月上旬を予定



らくらくスマートフォンの事前予約開始日を案内!

NTTドコモは17日、今夏に発売する「2012年夏モデル」のうちの主にシニア層をターゲットとした全面タッチパネルによるタッチ操作でシンプルでわかりやすいユーザーインターフェイス(UI)を採用した「らくらくスマートフォン F-12D」(富士通製)を2012年7月20日(金)から事前予約を開始するとお知らせしています。

発売は2012年8月上旬を予定しており、現在のところ詳細な日にちは案内されていません。また、大竹しのぶさんが簡単・便利さを紹介するテレビCMも8月上旬からオンエア開始されるとのことです。

02


らくらくスマートフォン F-12Dは、NTTドコモがシニア層に向けて販売している簡単に操作できる「らくらくホンシリーズ」のスマートフォン版で、見やすさや使いやすさ、聞きやすさといったより簡単に利用できる機能に注力し、らくらくシリーズでははじめての全面タッチパネル採用したモデルです。

スマートフォンではありますが、従来からのらくらくホンシリーズとしてラインナップされています。

ディスプレイを触って操作すると押した感触が得られるフィードバックのあるタッチパネルを搭載し、ディスプレイの下に物理的なキーは1つのみが搭載されていて、基本的にタッチパネルによって操作するようになっています。

タッチフィードバックも通常のスマートフォンでは静電式タッチパネルをタッチした瞬間に反応しますが、らくらくスマートフォンでは軽くタッチすると一度画面にフォーカス表示が行われ、さらに押し込むと振動によるフィードバックとともに操作が行われるという2段階方式になっています。

なお、2段階方式のタッチ感度は調節可能で、通常のスマートフォンと同様のタッチした瞬間に操作ができる方式にも変更できるとのことです。

また、UIは大きなアイコンや文字によるオリジナルメニューになっています。現在開発中とのことですが、ホーム画面に電話やメール、電話帳、らくらくホンシリーズでおなじみのワンタッチダイヤルといった機能が並んでいます。

他にも、従来のらくらくホンシリーズと同じメニュー画面になっている「シンプルメニュー」も搭載されており、既存のらくらくホンシリーズを利用しているユーザーが乗り換えやすいようになっています。

さらに、各画面では「使い方ヘルプボタン」でそれぞれの機能の使い方を表示でき、専門アドバイザーに無料でつながる「らくらくホンセンター」にも対応しています。このらくらくホンセンターはらくらくホンでも搭載していた機能で、操作がわからない場合などのときにワンタッチで発信して、専門のアドバイザーによる説明が通話料無料で受けれてるというものです。

プラットフォームにAndroid 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS )を採用していますが、Googleアカウントは利用しないようになっています。そのため、Google PlayストアをはじめとしたGoogle関連のアプリやサービスが搭載されていませんが、外部メモリーなどを経由してアプリをインストールすることは可能とのことです。

ディスプレイは約4インチのWVGA(480×800ドット)液晶を搭載。サイズは、大きさが約130×64×10.9mm、質量は約139g。ボディカラーはゴールド、ネイビー、ピンクの3色が用意されています。

チップセットは1.5GHz駆動のシングルコアCPUを搭載したQualcomm製「MSM8255」、本体メモリーは保存用(ROM)が4GB、作業用(RAM)が1GB、外部メモリーはmicroSD/microSDHCカード(最大32GB)、バッテリー容量は1800mAhで、防水(IPX5およびIPX8準拠)・防塵(IP5X準拠)・おサイフケータイ(Felica)・ワンセグ・赤外線・無線LAN(Wi-Fi)・Bluetooth 4.0・GPS・spモード・スマートフォンあんしん遠隔サポート・エリアメール・FOMAハイスピード(下り最大14Mbpsおよび上り最大5.7Mbps)・GSMに対応しています。通話時間および待受時間は未定。

なお、NOTTVやXi(LTE)、テザリング、おくだけ充電、dマーケット、Palette UIには対応していません。

メインカメラは有効810万画素CMOS、インカメラは有効32万画素CMOSを搭載。SIMカードはmicroSIM(miniUIM)カードです。背面にはメインカメラのほか、スライド式ボタンのワンタッチブザーも搭載されていて、大音量ブザーが鳴るとともに指定した電話番号へ自動発信できるようになっています。

■ 主なスペック
機種名らくらくスマートフォン F-12D
発売時期2012年7月〜8月
サイズ(約mm)130×64×10.9
重量(約)139g
連続通話3G(約 分)未定
GSM(約 分)未定
連続待受LTE(約 時間)-
3G(約 時間)未定
GSM(約 時間)未定
ディスプレイサイズ(インチ)4.0
種類TFT液晶
解像度WVGA
発色数(色)1677万
アウトカメラ約810万画素
インカメラ約32万画素
チップセットMSM8255
CPUクロック数1.4GHz
コア数Single
RAM1GB
ROM4GB
外部メモリーmicroSDHC
バッテリー
(容量 mAh)
1800
急速充電-
OSAndroid 4.0
指紋センサー-
防水IPX5、8
防塵IP5X
おサイフケータイ
ワンセグ
GSM
LTE(Xi)-
赤外線
GPS
おくだけ充電-
Bluetooth3.0
テザリング
(最大同時接続数)
-
NOTTV
(連続視聴時間約 分)
-
SIMカードmicroSIM
本体色ゴールド
ネイビー
ピンク


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
らくらくスマートフォン | 製品 | NTTドコモ
らくらくスマートフォン TV-CM 8月上旬よりオンエア : 富士通

共有する

関連記事

【デジカメ調査室】これからの一眼レフは1000万画素がスタンダード

2006年は、一眼レフのブームや低価格化が進んだことにより各メーカーから数々のデジタル一眼レフカメラが発売された。その中でも脚光を浴びたのが、今回紹介するNikon「D80」とPENTAX「K10D」ではないだろうか。「D80」は、低価格の一眼…

【気になるPC】ワイド液晶搭載の高級モデルTシリーズ「ThinkPad T60p」レビュー

レノボの「ThinkPad T60p」は、ThinkPadシリーズならではの高い剛性と質感を持つ、同シリーズ最高級モデルだ。黒色でスクエアなデザインも同シリーズならではの特徴。レビューしたワイド液晶モデルの価格はメーカー直販サイトで397,950…

【ケータイラボ】ゲーム機を彷彿させるタッチパネル付2画面ケータイ「D800iDS」

「D800iDS」は、タッチパネル付2画面ケータイ。形状は折り畳みタイプのケータイで、開いた状態で上下に液晶画面を搭載し、下部の画面がタッチパネルとなっている。ライフスタイルに合わせて、タッチパネルのデザインや操作方法を選択す…

【ケータイラボ】指紋センサーと1.3メガカメラを搭載!セキュリティに強い「WX321J」

「WX321J」は、ウィルコムの高度化通信規格「W-OAM」対応し、指紋センサーと1.3メガカメラを搭載した日本無線製の音声端末。価格はオープンプライスで、ウィルコムストアでの販売価格は、1万6,000円前後の見込み。発売時期は2月中旬予…

【ケータイラボ】このサイズでスマートフォン、ノキア「705NK」

昨年中に発売されそうだと予想されていたものの、結局年を越して発売になったのがノキア「705NK」である。Vodafone時代……ひとつ前に出た「804NK」が折りたたみモデルだったのに対して、今回のモデルはストレートモデルである。ウリはな…