エスパステクノロジーがアプリ提供者には強い味方となる「PushMaker」を「SoftBank World 2012」でデモ【レポート】
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ソフトバンクは11日、都内で法人向けのイベント「SoftBank World 2012」を開催した。同イベントの展示会場では、さまざまな企業が法人向け商材の紹介やデモを行っていた。
その中のひとつ、エスパステクノロジーの展示ブースでは「PushMaker」の紹介・デモを行っていた。PushMakerは、アプリ提供者には強い味方となるであろうスマートフォンのプッシュ通知機能を利用した「プッシュ通知管理ASPサービス」だ。
同社の代表取締役 田中氏は「非常に地味ではあるがニーズが高いサービス。スマートフォン側にプッシュ通知の受信機能が実装されているにも関わらず、通知を配信するサービスが実は現状では他にはないので作った」という。
同社では企業アプリの製作も行っており、その際プッシュ通知配信のオーダーもあるそうだが「都度構築しているとコスト増になってしまう」(田中氏)とのことで、プッシュ通知を管理するシステムを構築しサービスの展開を始めたのだという。
では、そのプッシュ通知とはどういったものか、PushMakerとはどういうサービスなのかを解説していこう。
サービス概要(画像クリックで拡大表示)
アプリをインストールしたiPhone/iPod touch、iPad、Androidデバイスにプッシュ配信をすることによって、アプリを起動させるきっかけを与えることができるというもの。
例えばニュースリーダーアプリであれば、注目のニュースがあるのでユーザーにアプリを起動して更新して見てもらうであったり、ショップサイトと連携したEC系アプリであれば新着や話題の商品が更新された際にアプリを起動してユーザーに見てもらうであったりというアプリ起動への動機付けができる。
サイトへ誘導するためにメルマガを配信するというようなイメージだが、メルマガだとメールを開いてサイトURLをクリックする必要がある。しかし、プッシュ通知であれば画面上に通知が表示されそこからダイレクトにアプリ起動ができるのでユーザー側もとても簡単な操作となる。
法人向けサービスと言っても非常に分かりやすい内容で、中小企業や個人のアプリ製作者にも嬉しいサービスといえるだろう。
管理画面で通知する際のメーッセージを入力(画像クリックで拡大表示)
登録をクリックすれば終了(画像クリックで拡大表示)
プッシュ通知を受信した際はこのように表示される(画像クリックで拡大表示)
管理画面では、テキストボックスに配信する際のメッセージを入力する。通知音の変更や配信日時の設定もできるので、いわゆる予約投稿が可能だ。テキスト入力と各種設定を行えば次の画面に進み「登録」をクリックすれば終了となる。操作もシンプルかつ簡単。
配信されたデバイス側では配信テキストの表示がされる。iPhone/iPod touch、iPadでは画像のような表示が画面上に出てくる。Androidデバイスの場合は通知バーに通知アイコンが表示されるので、通知エリアを開いてタップすることになるという。
現状ではアプリ起動のみとなるが、今後は任意のサイトにアクセスできるようにもしていくとのこと。また、このサービスについては代理店募集もしているという。
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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