クアッドコアCPUと16コアGPUを搭載したビジュアル&サウンドに強いハイエンドタブレット「GT01」を写真と動画でチェック【レポート】



ファーウェイのハイスペックタブレット「GT01 」は買いだ!

既報の通り、イー・アクセスは6日、イー・モバイル向けの新製品発表会「EM新商品発表会」を都内で開催し、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS)を採用したファーウェイ(華為技術)製の高性能タブレット端末「GT01」を8月以降に発売すると発表した。展示会場で開発中のGT01を試すことができたので写真と動画で紹介する。

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本体正面。イー・モバイルブランドとしては初の10.1インチサイズのタブレット


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ロック解除画面から特定のアプリが一発起動できる


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本体背面。上部にカメラ、中央両サイドにはスピーカーを備える

GT01は、1.5GHzのクアッドコア(4コア)64ビットCPUと16コア32ビットGPUを搭載。ROMは16GB、RAMは2GBを搭載しており現状のタブレット製品としては非常に高いマシンパワーを誇る。

さらに約10.1インチのディスプレイはフルHDに対応したIPS液晶(16:10、1,920×1,200ドット)を採用しており、クアッドコア搭載のAndroidタブレットにおいてフルHD対応液晶を搭載したモデルは国内初。映像だけでなく、臨場感や迫力のあるサラウンド再生が可能なドルービーモバイルにも対応する。

本体背面の上部には約800万画素のリアカメラを搭載。カメラ横にはLEDフラッシュライトも備える。本体正面上部には約130万画素のフロントカメラを搭載する。アルミニウム合金の薄型軽量ボディも特長で、バッテリーを内蔵した重さが約589gになる予定。


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本体を横向きの状態で向かって上部側面(画像上)と下部側面(画像下)


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本体を横向きの状態で向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)

本体上部側面にはmicroSDカードスロットを備え、最大32GBのmicroSDHCに対応する。本体下部には充電用のコネクターを搭載。本体左側面には3.5mmイヤホンジャック、右側面には電源キー、上下キーを搭載する。

展示されていた開発機ではmicroSDカードスロットの横にSIMスロットが搭載されていたが、発売されるモデルはWi-Fiモデルのみのため、製品版ではSIMスロットは搭載されないという。


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Androidのバージョンは4.0.4


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内部ストレージの空き容量は約10.34GB

ROMは16GBを搭載するが、展示されていた開発機では内部ストレージの空き容量(ユーザー領域)は約10.34GBとなっていた。


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アプリ一覧1ページ目


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アプリ一覧2ページ目


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ウィジェット一覧

ドロワー内のプリセットアプリは全部で41個。Office系のアプリはプリセットされていなかったが、製品版ではプリセットアプリも変更、追加される可能性もある。ウィジェットは4ページ31個のプリセットがあったが、こちらも製品版では変更などされる場合がある。

イー・モバイル回線を利用するモジュールを搭載せず、Wi-Fiモデルのみにした理由として同社では、キャリア回線のモジュール内蔵モデルよりもWi-Fiモデルのニーズが圧倒的に多い、10.1インチサイズだと自宅で使うケースが多い、モジュール搭載モデルよりWi-Fiモデルの方が早期に発売できる、さらには既存のユーザーにもアプローチができる点を挙げている。

基本的には同時に発表されたモバイルWi-FiルーターPocket Wi-Fi LTE GL04P」とのセット販売を予定しているとのことだが、販売価格などの詳細については今後調整していくという。

最後にロック解除、縦横表示、ライ-ブ壁紙、ドロワー(アプリ、ウィジェット一覧)、動画再生、メニューバー、ブラウザ、タスク表示、文字入力な-どの基本操作-を動画で紹介する。

S-MAX:イーモバイルの2012年夏モデル「GT01」を試す!



■ GT01の主な仕様
基本仕様
重さ約589g(電池内蔵)
プラットフォームAndroid 4.0
内蔵メモリーROM 16GB / RAM 2GB
外部メモリーmicroSDスロット / microSDHCスロット(最大32GB)
ディスプレイ10.1インチIPS液晶(16:10、1,920×1,200)
カメラリア:約800万画素(オートフォーカス、LEDフラッシュライト付き)
フロント:約130万画素
BluetoothVer.3.0


記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


■関連リンク
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