タッチペン付属の女子力アップスマホ!NTTドコモ「F-09D ANTEPRIMA」を写真と動画で紹介【レポート】



F-09D ANTEPRIMAを写真と動画でチェック!

既報通り、NTTドコモは5月16日、今夏に発売する予定の新モデルや新しく開始するサービスなどを発表する「2012年夏モデル 新商品・新サービス発表会」を開催し、フラワーモチーフが可愛いデザインの1.4GHzシングルコアCPUや防水、ワンセグ、おサイフケータイ(Felica)に対応、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS )」を採用した3.7インチスマートフォン「F-09D ANTEPRIMA」(富士通製)が発表されました。発売時期は2012年6月を予定しています。

F-09D ANTEPRIMAはファッションブランド「ANTEPRIMA(アンテプリマ)」とのコラボレーションモデルで、NTTドコモでは以前に「docomo STYLE series F-02C」で「ANTEPRIMA GOLD」というコラボモデルを出していましたが、今回はスマートフォンで登場になりました。

ベースモデルは2011年冬春モデル「ARROWS Kiss F-03D」および「F-03D Girls'」で、ハードウェアスペックはほぼ同等ながら本体メモリーを増量し、Android 4.0を搭載しています。また、F-03Dと同様にタッチペンが付属しているのも大きな特長となっています。

今回はそんなF-09D ANTEPRIMAについて発表会場にて実機の展示がありましたので写真および動画で紹介したいと思います。
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ANTEPRIMA F-09Dの特長


今回は1色のみがコラボではなく、機種としてコラボモデルとなっていて、ボディカラーはANTEPRIMA PINK、ANTEPRIMA GOLDの2色が用意されています。サイズは、大きさが約121×59×10.9mm、質量が約120gと3.7インチディスプレイ搭載なので比較的コンパクトに収まっています。

デザインとして女性を強く意識しており、ディスプレイ下のホームキーや前面のカメラ周辺、付属のタッチペンの頭にANTEPRIMAのシンボルである「フィオーリ」(花のモチーフ)がデザインされています。

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ボディカラーのANTEPRIMA GOLD(左)とANTEPRIMA PINK(右)


ディスプレイは3.7インチワイドVGA(480×800ドット)TFT液晶(1677万色)を採用。ディスプレイの上には自分撮りやビデオチャット、ミラー機能などに利用できる有効130万画素CMOSカメラや通話用スピーカー、近接センサーなどが配置されています。

ディスプレイの下に左からメニューキー、ホームキー、バックキーという物理キーを搭載しています。

ANTEPRIMA F-09Dのディスプレイは通常の静電容量式タッチパネルですが、専用タッチペンが同梱され、手書きによる文字入力やお絵かきが行えるようになっています。また、ANTEPRIMAの「ワイヤーバッグ」をイメージしたオリジナルリボンストラップも同梱されます。

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オリジナルリボンストラップが同梱


フィオーリがあしらわれたホームキーはイルミネーションで操作時などに光るようになっています。

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ホームキーのイルミ


背面には有効810万画素CMOSカメラやカメラ用LEDライト、モノラルスピーカー、おくだけ充電に対応した非接触充電機能「Qi(チー)」ロゴなどが配置されています。

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ANTEPRIMA F-09Dの背面


背面右上にはワンセグ用ロッドアンテナが配置されています。国内で需要の高い機能では、ワンセグのほか、おサイフケータイ(Felica)や赤外線機能、防水(IPX5およびIPX8準拠)、エリアメールに対応しており、XiやNOTTV(モバキャス)、防塵には非対応です。データ通信は「FOMAハイスピード」対応で下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsで利用可能です。

アウトカメラの周りには「ANTEPRIMA」ロゴが配置されており、イルミネーションが搭載されています。

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ワンセグ用ロッドアンテナを伸ばしてみたところ

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アウトカメラ周囲のイルミ


リアカバーには防水のためパッキンが付けられており、電池パックは3.7V/1460mAh(5.4Wh)のリチウムイオン電池「F23」。

連続通話時間は約320分(3G)および約350分(GSM)、待受時間は約470時間(3G)および約290分(GSM)です。

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リアカバーを外したところ


電池パックを外すと、microSD/microSDHCカード(最大32GB)対応の外部メモリースロットやmicroSIM(miniUIM)カードスロットが配置されています。

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電池パックを外したところ


チップセットには最大1.4GHz駆動のシングルコアCPU「Snapdragon S2」を搭載したQualcomm製「MSM8255」、本体メモリーには保存用(ROM)に2GB、作業用(RAM)に1GBを搭載しています。また、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n準拠)やBluetooth 2.1+EDR、GPS、加速度センサー、地磁気センサー、各速度センサーなどの各速度センサーなども搭載。

無線LAN(Wi-Fi)によるテザリング(同時最大接続数8台)やDLNA(DTCP-IP非対応)、スマートフォンあんしん遠隔サポートにも対応しています。

左側面には音量上下キー、右側面には電源キーやワンセグ用ロッドアンテナが配置されています。

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ANTEPRIMA F-09Dの左側面

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ANTEPRIMA F-09Dの右側面


本体上部側面には3.5mmイヤホンマイク端子や電源キー、下部側面にはリアカバーを外すための凹みやmicroUSB端子(充電および外部接続用)が配置されています。

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ANTEPRIMA F-09Dの上側面

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ANTEPRIMA F-09Dの3.5mmイヤホンマイク端子カバーを開けてみたところ

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ANTEPRIMA F-09Dの下側面

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ANTEPRIMA F-09DのmicroUSB端子カバーを開けてみたところ


プラットフォームはAndroid 4.0.3を採用。デフォルトのホームアプリは「docomo Palette UI」となっており、docomo Palette UIのテーマやロック解除画面などにおいてANTEPRIMAのデザインが採用されいるほか、ウィジェットやデコメ絵文字、スタンプなどもANTEPRIMAのオリジナルコンテンツがプリインストールされています。

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Android 4.0.3を採用


女性向けということでイルミネーション機能も強化されており、音声電話着信中や音声通話発信中/通話中、spモードメール受信完了、Gmail受信完了などで設定でき、さらに、電池が少なくなった時に自動でイルミをオフにできる「イルミエコモード」にも対応しています。

本体メモリーの保存用(ROM)におけるシステムメモリ(アプリケーションを保存します)の空き容量は開発機で702MBと、ARROWS Kiss F-03DやF-03D Girls'でアプリ保存容量が非常に少なくて困っていたユーザーには嬉しい増量となっています。

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イルミネーション設定

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イルミネーション設定は10項目で設定可能

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本体メモリーの保存用(ROM)における空き容量


最後に、本機を実際に動作させている動画をご用意しましたので、よろしければご覧ください。



なお、本記事に使用した端末は、開発機のため製品版と異なる場合がありますのでご了承ください。

■ 主なスペック
機種名ANTEPRIMA F-09D
発売時期2012年6月
サイズ(約mm)121×59×10.9
重量(約)120g
連続通話3G(約 分)320
GSM(約 分)350
連続待受LTE(約 時間)-
3G(約 時間)470
GSM(約 時間)290
ディスプレイサイズ(インチ)3.7
種類TFT液晶
解像度WVGA
発色数(色)1677万
アウトカメラ8.1M
インカメラ1.3M
チップセットMSM8255
CPUクロック数1.4GHz
コア数Single
RAM1GB
ROM2GB
外部メモリーmicroSDHC
バッテリー
(容量 mAh)
1460
急速充電-
OSAndroid 4.0
指紋センサー-
防水IPX5、8
防塵-
おサイフケータイ
ワンセグ
GSM
LTE(Xi)-
赤外線
GPS
DLNA
MHL-
おくだけ充電
Bluetooth2.1+EDR
テザリング
(最大同時接続数)
◯(8台)
NOTTV
(連続視聴時間約 分)
-
SIMカードmicroSIM
本体色GOLD
PINK


記事執筆:S-MAX編集部/写真提供:2106bpm


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
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