お天気確認やTwitter閲覧までできる超小型デバイス!Bluetooth対応腕時計「SmartWatch MN2」を写真と動画で紹介【レビュー】



SmartWatch MN2をレビュー!

ソニーモバイルコミュニケーションズから4月10日(日)に発売開始され、あまりの人気のために直後に品切れとなってしまったBluetooth対応腕時計型超小型デバイス「SmartWatch MN2」。価格は9480円で、Xperia NXおよびXperia acro HDユーザーはキャンペーンで5月末まで特別価格6980円で購入できます。

これまでのBluetooth対応腕時計と違って、Xperiaシリーズのスマートフォンと連携して、通話やメールの着信履歴だけでなく、天気やTwitterなどのSNSなどを確認したり、ミュージックプレイヤーの操作などなど、Xperiaスマートフォン経由でアプリを追加することで機能を追加できる非常に魅力的な製品です。

本日品切れになっていた在庫も公式オンラインストアが「Xperia Store」としてリニューアルするとともに復活しており、発売日に購入できなかった人もようやく購入できるようになっています。

そんなSmartWatch MN2について、今回は写真と動画でじっくりと紹介していきたいと思います。

パッケージには本体と充電ケーブル、専用腕時計用バンド、他の腕時計バンドに止めるための金具、取扱説明書、保証書などが入っています。バンドは標準の黒のほか、5色の追加バンド(ピンク、グレー、ホワイト、ブルー、ライトブルー)も販売されています。

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大きさは腕時計としては少し大きめですが、500円玉の一回り大きなサイズというくらい。腕につけていて特に気になるサイズではないです。

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腕時計と書きましたが、本体がクリップ状になっていて、腕時計用のベルトにクリップで挟んで腕時計として利用できるというだけで、ベルトを使わずに服などに直接クリップで装着して利用することもできます。ただし、その場合は落下して紛失したりすることに注意したほうがいいかと思われます。

側面には一箇所だけ電源ボタンが搭載されているのみで、全体的にホワイトのプラスチック素材でできています。

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クリップを開けたところに充電端子が配置されていて、専用の充電ケーブルを挟んで、USB経由で充電します。充電に専用ケーブルが必要なのが少し残念ですが、小型化のためには仕方がないところでしょうか。

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専用バンドにはクリップで挟んで装着します。専用バンドはゴム製であまり高級感はありませんが、腕につけてみた感じなどは悪くありません。バンドは専用金具で専用バンド以外にも装着できるようになっているので、こだわる人はそちらをオススメします。

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では、使ってみましょう。利用には、まず、XperiaスマートフォンとBluetoothペアリングして、下準備をしなければなりません。XperiaのBluetoothをオンにしておいて、SmartWatch MN2の電源ボタンを長押しします。

すぐにペアリングモードで起動するので、XperiaのBluetoothの設定からSmartWatch MN2をタップしてペアリングします。ペアリング時に数字がどうたら言われるので、SmartWatch MN2側も数字が出たら左下の「レ」をタップしましょう。

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ペアリングできたら、XperiaスマートフォンのLiveWareマネージャを起動します。多くの機種にはプリインストールされていますが、ない場合には、取扱説明書に従ってLiveWareマネージャをGoogle Play Store(旧Androidマーケット)からインストールしましょう。もちろん、直接、Google Play StoreでLiveWareマネージャを検索してインストールしても問題ありません。

LiveWareマネージャを起動すると、SmartWatch MN2と連携して、各種着信通知などが行われるようになります。以後、XperiaスマートフォンのBluetoothをオンにしておけば、SmartWatch MN2の電源を入れると自動的に連携するようになります。

試しにXperiaスマートフォンに発信してみたところ無事にSmartWatch MN2でも着信が受けられました。もちろん、着信通知時にはバイブレーションで震えるほか、ペアリングしているスマートフォンとSmartWatch MN2が一定距離以上に離れてBluetooth接続が切れると場合にも鳴動して通知して紛失などを防ぐ機能にも対応しています。

ちなみに、このSmartWatch MN2にはマイクやスピーカーはついていませんので、着信を受話しても実際に通話するにはXperiaスマートフォンが必要となります。

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ここまでならこれまでにもあった通常のBluetooth対応腕時計ですが、SmartWatch MN2はここからが違うのです!

SmartWatch MN2にはさまざまな機能が搭載されており、さらに、Xperiaスマートフォンを経由してアプリ(機能)を追加できます。

利用できる機能は、SmartWatch MN2の画面のメニューから利用します。上下左右にスワイプ(なぞること)をして操作します。

上にスワイプするとアプリ一覧(メニュー画面)になり、左右にスワイプしてアプリ一覧をめくります。また、マルチタッチにも対応しており、2本指でタップすると戻る操作が行えます。

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デフォルトでは、ソニーモバイル純正アプリとして、通話やメールの着信通知、TwitterやFacebookといったSNSの閲覧、ミュージックプレーヤーなどの12種類が利用できます。

例えば、ミュージックプレイヤーの操作画面はこんな感じです。もちろん、再生/停止や次の曲/前の曲、音量上下などの操作が行えます。

TwitterやFacebookアプリも閲覧だけでなく、返信やダイレクトメール(DM)のうち選択したものを通知したり、ツイートや「いいね」をしたりできます。

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機能を追加するには、XperiaスマートフォンのLiveWareマネージャから行います。「アプリケーション検索」をタップすると、Google Play StoreにおけるSmartWatch MN2で利用できるアプリ一覧が表示されるので、利用したいアプリをインストールすると、SmartWatch MN2にもインストールされます。

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各機能の設定もXperiaスマートフォンのLiveWareマネージャから行います。ウィジェットという項目があり、これをチェックするとSmartWatch MN2側でウィジェット(常時表示機能)が利用できます。

また、XperiaスマートフォンのウィジェットをSmartWatch MN2に表示される「AppWidgetDisplay」というアプリもあり、これを利用するとSmartWatch MN2に表示されるウィジェットでGPSやBluetoothなどの各種機能のオン/オフを行うというようなことも可能となります。

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ソニーモバイル(旧ソニー・エリクソン)ではこれまでも「LiveView MN800」という既存モデルもありましたが、今回のSmartWatch MN2はマルチタッチ対応タッチパネルに対応したことで、より操作性も良くなり、魅力的なデバイスになったかと思います。

最後にうまく操作できていませんが、おおよその操作感がわかるようにSmartWatch MN2を操作しているところをムービーで紹介しておきます。

なお、公式にはAndroid 2.2以上のXperiaシリーズ(国内では「Sony Ericsson mini S51SE」を除くAndroid 2.2以上を搭載したXperiaスマートフォン)が対応機種となっていますが、Bluetoothを搭載し、LiveWareマネージャをインストールできれば、他の機種でも利用できるようです。ただし、利用できるかどうかを含めご利用は自己責任にてお願いいたします。



記事執筆:memn0ck


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SmartWatch MN2 | Xperia(TM) Store

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