“アポロ計画陰謀論”を裏付ける、恐怖の流出映像


アメリカの威信をかけた世紀のプロジェクト“アポロ計画”。この計画では1961年から1972年にかけて、計6度もの有人月面着陸に成功している。しかし、計画は17号をもって中止されている。なぜ、人類は月への挑戦をあきらめたのか。

そして40年の後、公的には存在しない“アポロ18号”が月面へと着陸したことを示す、記録フィルムが流出。そこには乗組員が遭遇したあまりにも衝撃的な事件が記録されていた。その記録映像を時系列でまとめたものが映画『アポロ18』である。

アポロ計画を巡る“陰謀論”
本国アメリカでは公開されるや否や衝撃的な内容で物議を醸したが、NASA(アメリカ航空宇宙局)はこの映画への協力を一切拒否している。その理由は「観客に混乱をきたす作品だから」だという。

NASAはこれまで、広報活動を兼ねて数々の映画へ技術協力や出資を行ってきた。ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、2010年時点で長編映画16本、テレビ番組35本、ドキュメンタリー100本程度の映画に協力している。

近年では、クリント・イーストウッドが老いた宇宙飛行士を演じた『スペース・カウボーイ』、トム・ハンクスらが主演した『アポロ13』などがそれにあたる。『アポロ13』に至っては、打ち上げに失敗したエピソードを映画化したにも関わらず全面協力している。これほど多くの作品に協力しているにも関わらずなぜ本作は拒否されたのだろうか。

NASAに拒否された“もう一つの作品”にそのヒントが隠されている。それはピーター・ハイアムズ監督『カプリコン1』だ。1977年に日本公開されたこの作品は「火星の有人探査を行うNASAの計画が失敗、それを隠蔽するための捏造映像を作りあげる」という設定の物語である。

設定こそ火星に変更されているものの、実質的にはこの作品は“アポロ計画陰謀論”に基づいたものだ。つまり、実際にはNASAの探査艇は月面に着陸していなかったのではないか、という説である。当初NASAはこの作品に非常に協力的であったものの、試写の段階ではこれを拒否。フィクションであるにも関わらず、この作品が拒否されたのは、隠された真実に近づいてしまったからではないだろうか。そして同じく映画『アポロ18』も“なんらかの事実”に触れてしまったのではないか?

その核心に近づく、衝撃の流出映像をMOVIE ENTERが独占入手した。それがこれだ。





これは日本未公開のアメリカ版予告編である。非常に断片的ではあるが、月面で我々の想像を絶する何かが起こっていたに違いない、そう確信させる映像である。無人のはずの月面に打ち捨てられた宇宙服。襲われたとしか思えない不自然な動きを見せる乗組員。そしてよく目を凝らせば、“何か”の一部分が写りこんでいるのがわかるだろう。

『アポロ18』の乗組員に何が起こったのか、そして月には何があったのか…何より、この後彼らは地球に還ってくることができたのだろうか?

予告編および流出映像では確認できなかった“血も凍る真実”は劇場では確かめておくべきだろう…宇宙だけに…

映画『アポロ18』は、4月14日(土)より、渋谷TOEIほか全国ロードショー。

『アポロ18』作品情報

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