「R2-D2」が女子大生に大人気! 「スターウォーズ」の前夜祭
開場前、日劇のホールに列をなす900人以上ものファン達。お手製のコスチュームにライトセーバーなど、思い思いのコスプレを楽しむコアなファンの他にも、上映前に自身の子供に本編の予備知識を説く親子ずれや、今回が初のスター・ウォーズ体験であろう若いカップルも多く集まった。また、この日に特設されたグッズ販売エリアでは、前夜祭の記念にと長い長い行列ができるなど、開場前から大変な賑わいをみせた。
今やおそしと開場を待ちわび、各々のコスチューム自慢や、スター・ウォーズに関する情報交換などで盛り上がる彼らの前に、突然ホールのエスカレータからベイダー卿とトルーパー達による銀河帝国軍の一団が現れると、ホールからは盛大な拍手と歓声が沸き起こった。
今回の3D前夜祭は、日本全国にダース・ベイダーが出現した「ダース・ベイダーを探せ キャンペーン」の最終地ということもあり、ベイダー卿自身も大変ご満悦の様子。列をなす人々からの熱い視線を浴びながらゆっくりとホールを一周し、劇場ロビーへと向かい、開場後のお客様を待ち受けた。
入場が始まり、今回の目玉でもある日劇限定 公開当時の限定プレミアチラシセットが入り口で配られると、懐かしそうに旧3部作のチラシをながめる人や、破損をおそれてか、座席に着く前に大事そうにバックへしまう人もいたりと様々。また、ロビー奥ではベイダー卿やトルーパー達とのツーショットを撮ろうとする人だかりができ、まさにお祭り騒ぎ。上映時間が近づいても、いっこうにロビーから人か掃けず、一時スタッフが緊急処置として、誘導を開始したほどだった。
そして上映。場内が暗転し、お馴染みの20世紀FOX映画のファンファーレが流れると、会場のボルテージは一気に上がり、拍手、歓声、そしてライトセーバーのまばゆいばかりの光の束と共に上映がスタートとなった。
上映後、大学生女子二人組みに感想を聞いてみると「父が好きなので、子供ころによく観せられて、自然と好きになっていました。エピソード1はスクリーンで観ました。クワイガンジンがイケメンでカッコいい!あと、R2-D2もカワイイから好きです。」という答えが返ってきた。スター・ウォーズ人気は、現代の若者にも引き継がれているようだ。
『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』の本公開は、本日3月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショーとなる。
【ダース・ベイダーの全国進行記録】
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