石川梨華、ナンバー1ホステスを目指し奮闘
本作の主人公は、徳川家第十三代将軍、徳川家定の正室として知られる幕末の女傑、篤姫。嘉永六年（1853年）、薩摩藩主、島津斉彬の養女となった篤姫は、徳川家への輿入れのため、薩摩から江戸城への道中で、不安に揺れ、自らの定めに抵抗しようと決意する。逃走を図る篤姫と、それを追う世話係のタエ、くの一のミツは、ひょんなことから160年後の現代へとタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのが、銀座の高級クラブで働く里美と、その恋人で漫画家志望の雄介だった。篤姫は、里美が働く職場へついていくことにする。クラブのママに気に入られた篤姫は、ホステスとして働くことになる。しかし、篤姫の型破りな接客は、店のナンバー1ホステスのアミの侮辱を受け、耐えかねた篤姫は「勝負じゃ！ 私がお主に代わってナンバー1になってやる！」と宣言。一方、タエは元の時代に帰れる方法を見つけ、希望を見出していた。しかし、篤姫は充実した日々を重ねるうちに現代を心から愛すようになっていた。
主人公の篤姫を石川、タエを中澤裕子、アミを吉澤ひとみが演じ、元モーニング娘。のメンバーが勢揃い。また、つんく♂がプロデュースするNICE GIRLプロジェクト！ のメンバーとして活躍中のつっきーがミツを演じる。その他、佐藤寛子、山崎裕太、秋本奈緒美、草刈正雄、菊田大輔らが脇を固める。さらに、つんく♂のカメオ出演もあるという。果たして、どんな場面で登場するのだろうか。
NHK大河ドラマで人気を集めた篤姫が、つんく♂の手によってどのように描かれるのか注目したい。
映画『篤姫ナンバー1』は、4月7日(土)より新宿ミラノ3ほか全国ロードショー。
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