次の名前はiPad 3?新しいiPadの機能はどうなる【デジ通】
iPad 2の次世代なので名前は「iPad 3」ではないかと予想されているが、どこから入手したのかわからない情報、様々な憶測がネット上には流れている。そもそも名前はどうなるのか、機能はどうなるのか? といった気になる部分をいくつかピックアップしてみた。■名前は本当にiPad 3なのか?
初代のiPadからiPad 2と来たので、その後に来るのはiPad 3と来るのが自然だが、もちろん他の名前になる可能性もある。未確認情報の中にはHD解像度に対応しているので「iPad HD」なんてものまである。
■ホームボタンはあるのか?
iPhoneやiPadの表面にボタンは、四角いマークのホームボタンが1つしかない。物理的にボタンがあると故障の原因にもなるし、ない方がデザイン的にすっきりするため、新型ではボタンを排除する可能性もある。
■液晶解像度はどうなるか?
iPad 2の液晶解像度は1024×768だ。これがiPhone 3GSからiPhone 4のように高解像度の液晶、アップル風に言えばRetina(網膜)ディスプレイになる可能性がある。この場合、フルHD、1920×1080や単純にiPad 2の倍である2048×1536になることが考えられる。単純に倍のほうがApp開発者にとっても高解像度版への移行はしやすいだろう。
しかし、2012年2月に発表されたASUSTekのTransformer Pad Infinity 700は、PCではサポートされる1920×1200の解像度を採用したが、2048×1536はPC的には中途半端な解像度なので、どうなるかはわからない。
■液晶サイズや本体サイズは?
IPad 2の液晶サイズは9.7インチで、本体サイズは24cm×18cm程だった。画面サイズは従来と同じか、本体サイズ特に液晶の額縁部分はどのくらい細くなるかなども気になるところだ。厚みも現行の8.8mmからどのくらい変化するのか。重量はどうなるのか。その辺はあまり変わらないという話もある。
■プロセッサはどうなる?
デバイスの性能を最終的に決めるのはプロセッサだ。iPad 2ではアップルがA5と呼ぶ1GHzのデュアルコアプロセッサを採用しているが、クアッドコアや動作周波数を高くしたバージョンに変更するなど、次世代iPadでより高機能化することは確実だと見られている。どこまで高性能化するのか、プロセスルールも28nmなど最新の物を採用するかどうかも気になるところだ。
■LTEなどの対応はどうなる?
iPadはいままでWi-FiモデルとWi-Fiに3G機能を付加した2モデルで展開している。LTEは日本など先進国で展開が始まっており、次期iPadではどの通信機能に対応するのか興味深いところ。また、日本なら従来の流れからソフトバンクには対応するだろうが、auへの対応がどうなるのか、さらに噂のあるdocomoへの展開も気になるところだ。
■それ以外にも知りたいポイントがたくさん
ほかにも知りたいことが数多くある。例えばiPad 2のストレージの最大容量は64GBだが、いくら通信環境が整備されてきたとはいえ、すべてクラウドベースにするには無理がある。64GBでも容量不足に悩むユーザーも増えてきており、どの容量まで増えるのか気になる。容量が大きくなると、バックアップやデータ転送などに時間がかかる。従来のUSB 2.0に対応し続けるのか、ThunderboltやUSB 3.0などの対応はどうなるのかなどだ。
タブレット市場では2位以下を大きく引き離している機種だけに、日本時間3月8日(木曜日)早朝にどのような情報が公開されるのか楽しみに待ちたい。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
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