六本木で「スター・ウォーズ」の祭典、ジョージ・ルーカスの娘も登場
100名以上もの、スター・ウォーズ コスチューマー達であふれかえる劇場内。各々のコスチューム自慢や、スター・ウォーズに関する情報交換などで、イベント開始１時間前から盛り上がっていた。中にはライトセーバーを振るい、名シーンの再現をしだすファンの姿もいたりと、場内は異様な熱気で包まれていた。
帝国軍のマーチと共に、ダース・ベイダー率いる銀河帝国軍と、ジョージ・ルーカスの愛娘で、DEEP女子無差別級王者となったアマンダ・ルーカスが登場すると、場内から割れんばかりの拍手が沸き起こった。アマンダは、この日の為だけに特別に用意したというジョージ・ルーカス監督からのビデオメッセージを持参した。
■ジョージ・ルーカス コメント
日本の皆さん、こんにちは。ご挨拶できて光栄です。私は伺えず残念ですが、娘のアマンダが映画の紹介をしてくれている事でしょう。今回は新しい3Dの「スター・ウォーズ」を体験していただけると思います。劇場の大スクリーンで3Dでご覧ください。3D製作の作業はとても充実していました。ぜひ映画を楽しんでください。また、娘が格闘家として日本でタイトルマッチに挑み勝利した事も、この場をお借りして祝福させてください。
ビデオメッセージの後は、アマンダへの花束ゲストとして、巷でジェダイの騎士「メイス・ウィンドゥ」に激似と騒がれているボビー・オロゴンと、エピソード4でダース・ベイダーに歯向かった帝国軍士官役に扮したデーブ・スペクターさんが登場。二人とも完璧なコスチュームで登場したつもりだったが、場内からはなぜか笑いが起こった。
デーブ：ボビーはほんとに衣装を着ても違和感ないですね。CM現場でも本物かと思って焦りました。
ボビー：褒めても何もでねーぞ！今回はシリアスな顔が求められる役だったので、困っています。今回初めてSWを観たが、普段集中力がもたないのに、最後まで観られたということはそれだけ映画が楽しかったということですね。ダース・ベイダーはかっこよくて憧れますね。
デーブ：これまでSWを観たことがなかった世代が、今回の3D化によって映画館で観るきっかけになれば嬉しい。芦田愛菜ちゃんとかね（笑）
ボビー：僕はハラハラドキドキの連続でした。昔からのSWファンもぜひ一度は観るべきです。
デーブ：ボビーはDVDでエピソード1から見たんだよね？
ボビー：ウルせーよ！
デーブ：今日はコスプレの人がいっぱいいますねー。シースルーPO（C3-PO）とか。（場内失笑）
ボビー：もういい年なんだからちゃんとしろよ！デーブさんと絡む人は必ず焼けどするんだよ。このキャスティングは別々のものと思って欲しいです！
ボビーが花束を手渡し、デーブがお馴染みのギャグを飛ばす。場内に失笑の空気渦巻くのも何のその。それでも止まらないデーブに、ベイダーも激怒。司会の強制終了によりイベントが終了した。だが、イベント後、場内が暗転し、お馴染みの20世紀フォックス映画のファンファーレが流れると、拍手、歓声、そしてライトセーバーのまばゆい光と共にファン達のボルテージは一気に上がっていった。
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