ハリウッドの巨星スティーヴン・スピルバーグが監督をした『戦火の馬』。第一次世界大戦を舞台に、悲劇に見舞われながらも希望を信じて生き抜く人間たちの姿を、ジョーイという一頭の美しい馬と少年アルバートとの友情を通して描く本作が3月2日に公開される。公開を記念して鳥越俊太郎と妊娠発表後初の登壇となる矢沢心を招いたジャパンプレミアが28日に行われた。
鳥越は作品の映像美についての感想を述べながら「主人公の親父は飲んだくれで最低だけども、その父がいなければ馬のジョーイと主人公アルバートは出会わなかった。そういった意味ではやっぱり必要な存在。悪い父も必要だね。」と脇役の存在感について語った。また「3.11の震災や、経済など、今の日本には閉塞感が漂ってる。矢沢さんなんかはお子さんが希望だよね。この映画にはそういう希望がテーマにある。」と矢沢の妊娠と震災のことに触れながら「希望を持って前を向く」映画であることをコメントした。
矢沢は「映画でも、冒頭で子馬が産まれて、母馬に育てられるシーンから感情移入してしまいました。映画を観て私が感動したシーンで、お腹の子供がパンチやキックをしてました。親子で共感していたと思います。」と妊娠発表後ならではのコメントをした。
妊娠発表後初登場の矢沢さん効果もあり、場内が終始、暖かいムードに包まれたイベントとなった。
『戦火の馬』は、3月2日(金)全国ロードショー。
・『戦火の馬』 - 作品情報
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