HTC、日本市場に特化したスマートフォンを開発へ!KDDIとローカライズで協業
国内市場でHTCは生き残れるのか!? |
HTCは28日、KDDIと日本市場向けにカスタマイズした最先端のスマートフォンを開発することについて合意したことを発表しています。
この協業によって、HTCの先見的かつ革新的な製品を生み出す技術力と、KDDIが誇る優れた通信網および日本市場における強力なプレゼンスといったビジネスの強みを最大限に活かし、日本のユーザーのニーズや趣向に合わせたスマートフォンを今後提供していく予定だということです。
この合意に当たり両社社長は、以下のようなコメントをしています。
HTC Corporation CEO Peter Chou
日本のユーザは非常に多忙な生活を送っており、彼らがより便利で快適な暮らしを実現するうえで、最も革新的なスマートフォンを必要としています。HTCは、そうした日本のユーザに最新鋭のスマートフォンを提供し、暮らしを便利に感じてもらうだけでなく、楽しんでスマートフォンを活用いただきたいと考えています
KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏
KDDIとHTCの両社は、私たちの事業すべてにおいて、常にユーザの立場で彼らが何を望んでいるか、何を期待しているかということに焦点をあてており、今回の協業によって日本のユーザの皆様向けに画期的な素晴らしいスマートフォン体験をご提供できると信じております
これまでHTCでは、国内において需要の高いおサイフケータイやワンセグ、赤外線などといった機能を搭載するといったローカライズをしてきませんでしたが、今後、単なるソフトウェアの日本語化だけでなく、こういったハードウェア面や日本に適したソフトウェアの搭載などが進められると見られます。
国内では、こういったローカライズをしていないアップル製「iPhoneシリーズ」やサムスン電子製「GALAXYシリーズ」も好調な販売を維持していますが、一方で、国内メーカーによるおサイフケータイなどを搭載した機種も人気となっています。
海外メーカーでもLGエレクトロニクスがおサイフケータイやワンセグ、サムスン電子がワンセグといったように徐々にローカライズを進めており、HTCでもそういった地域特性に合わせたデバイス開発を進めていくということになったと言えます。
今後のHTCの行方が注目されます。
記事執筆:memn0ck
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・HTC、KDDIと日本市場に特化したスマートフォンの開発に合意 | プレスリリース | HTC Nippon
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