マット・デイモンの優しい眼差し、『幸せへのキセキ』のポスター公開


 最愛の妻を亡くした主人公ベンジャミン・ミーが行き着いたのは、荒廃した動物園だった――。

 実話に基づく感動のヒューマンドラマ『幸せへのキセキ』が、6月8日より日本公開が決定し、劇場用ポスターも発表された。

 本作は、最愛の妻を亡くした男ベンジャミンとその子供たちの奇跡の物語。ベンジャミンは仕事を辞め、新しい場所で新しい人生を始めようと郊外に家を買うが、そこには閉鎖中の「動物園」というオマケがついていた。 ベンジャミンは経験も知識もない中、ある思いを胸に動物園の再オープンを決心するが、慣れない事業にトラブル続出。莫大な修理費などで資金も底をついてしまう。だが、彼は飼育員や地域の人々、そして亡き妻からの贈り物に支えられ、再び家族、仲間と共に人生の冒険へと立ち向かう。

 今回公開されたポスターは、愛娘を肩車する主人公ベンジャミン・ミーの優しい眼差しが印象的に描かれている。ベンジャミンを演じるのは、『ボーン』シリーズ、『ヒア アフター』のマット・デイモン。マット・デイモンは、私生活でも1人の養女と、3人の娘を持つハリウッドきってのイクメン、そして慈善活動家としても広く知られ、劇中でも2児の父親として家族と向き合う姿を好演している。

 マット・デイモンは作品について「僕が演じた主人公は奥さんを亡くしたばかりで、14歳と7歳の二人の子供がいるんだけど、家族がバラバラにならないように頑張るんだ。深い絶望の中で、彼はボロボロになった動物園を買う。親であることは、僕にも通じるところがある。」とコメント。キャメロン・クロウ監督は「これは、人生における“セカンド・チャンス”についての作品でもあり、わずかな喪失感と深い悲しみを喜びにする作品でもある。それに映画を観た後、少しでも心に残る作品になっているよ。」と語る。

 ベンジャミンとその家族が起こす奇跡が、日本の活気を盛り返してくれることを願う。

 『幸せへのキセキ』は、6月8日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー。

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