ベルセルクの気持ち悪い「金環食観測メガネ」
劇場前売り券の特典は、金環食観測メガネ。金環食とは、太陽が月に完全に隠されずに、太陽の縁だけがリング状に見える日食のことで、5月21日に日本各地で観測できるとされている。この金環食を観測するためのメガネなのだが、メガネの表面に物語の運命をにぎる“ベヘリット”が描かれている。このメガネをかけて観測しているところを想像してみよう。なんとも異様な姿ではないだろうか。
現在公開中のパート1では、主人公のガッツが所属する鷹の団が、団長グリフィスを筆頭に数々の武勲を上げ、のし上がる様子が描かれているが、パート2で彼らが挑戦するのは、難攻不落と言われるドルドレイ要塞の攻略。その先に待ち受ける悲劇のクライマックスイベント“蝕”へと、物語は加速していく。“蝕”とは、真紅のベヘリットを手にした者が絶望に追いやられたとき、その者の願いを叶えるために行われる降魔の儀式。216年に1度、日食とともに始まる恐怖の宴である。
この現実世界においても、2012年5月21日、日本各地で日食が観測されるので、“蝕”とかけてこのメガネを特典にしたようだ。
さあ、我こそは最上のベルセルクファンと自負するものは、前売り特典でこれをゲットして金環食を観測しよう。観測スポットで英雄になれることは間違いない。
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