バレンタインデーに発売予定の限定5万台板チョコ風スマートフォン「Q-pot. Phone SH-04D」を発売前にじっくりチェック【レビュー】



もうすぐ発売!絶大な人気を誇るQ-pot.ブランドのスマートフォンを徹底チェック!

既報の通り、NTTドコモは2月4日(土)から「docomo with series」のシャープ製スマートフォン「Q-pot. Phone SH-04D(キューポット・フォン・エスエイチゼロヨンディー)」(以下、SH-04D)の事前予約を全国のドコモショップ(DS)で開始する。発売日はバレンタインデーの2月14日(火)を予定している。

昨年、2011年10月18日(火)に開催された「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス発表会」においては、モックアップのみの展示だったが、今回は実際に動作する評価機にて改めてじっくりとみていく。

SH-04Dは、OSにAndroid 2.3(Gingerbread)、CPUに1GHzのMSM 8255を搭載するスマートフォン。国内で初めて非接触充電規格「Qi(チー)」に準拠したドコモの「おくだけ充電」に対応した2011年の夏モデル「AQUOS PHONE f SH-13C」(シャープ製)がベースモデルとなっており、デザインはQ-pot.製品のメインアイテムともいえるチョコを採用。カラーバリエーションは「Bitter Choco」の1色展開となる。

アクセサリーブランドであるQ-pot.とのコラボケータイとしては、2009年12月9日(水)に発売された「SH-04B」、2010年11月8日(月)に発売された「SH-04C」(いずれもシャープ製)に続く3機種目。今回は初めてAndroidを搭載したスマートフォンとなる。コラボモデルとしては珍しく3年連続で継続されており、もはやSH-04x型番はQ-pot.モデル専用型番と言えるだろう。

発表時から発売時期は2012年のバレンタインデー頃を予定しており、いよいよ発売日が近付いてきた。なお、当初は3万台の限定販売を予定していたが、2011年12月13日(火)にNTTドコモから限定数を5万台に変更することが発表されている。

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本体正面(画像左)と背面(画像右)


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受話口(スピーカー)とディスプレイの間にQ-pot.ロゴ


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ディスプレイ直下のキー部分

本体正面のディスプレイは約3.7インチQHD(540×960ドット)のNewモバイルASV液晶(最大262,144色)。ディスプレイ直下には「MENU」「Q(ホーム)」「BACK」キーを搭載し、BACKキーの下にドコモのロゴがある。

シンプルなデザインやカラーだが、ディスプレイ周囲を囲む枠やキー周りのデザインがかわいい。なお、今回のモデルでは、SH-04BSH-04Cに描かれていた「蟻」はいない。


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背面のカメラ周辺

背面は個性的な板チョコがとろけたデザイン。包み紙をモチーフにデザインされた部分に800万画素カメラ、赤外線ポート、フォトライト、スピーカー、FeliCaポート(おサイフケータイに対応)を備える。

本体のサイズは約119(高さ)×60(幅)×12.3(厚さ)mm、質量は約127g。4インチ以上の大型ディスプレイを搭載したハイエンドモデルに比べ一回り小さいため、持ちやすく、女性の手にも馴染むサイズといった印象。


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本体に向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)


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左側面に搭載されているmicroUSB端子のカバーを開けたところ


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右側面の上部に小さくqiのロゴ

本体に向かって左側面にはmicroUSB端子、右側面には電源キー、上下キーとGoogle検索ボタンを搭載する。防水に対応したモデルのため、microUSB端子のカバーには液体の侵入を防ぐパッキンが取り付けられている。しっかりとカバーを閉じないと水没してしまうので注意しよう。

また、本体向かって右側面の上部には非接触充電規格Qi(チー)のロゴマークが小さく描かれている。


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上部側面(画像上)に3.5mmイヤホンジャック、下部側面(画像下)にストラップホール


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リアカバーを外したところ


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リアカバーの内側にも液体の侵入を防ぐパッキンが取り付けられている


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Qiに対応した電池パック(SH33)の仕様は3.7V 1230mAh 4.6Wh


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電池パックを外したところにminiUIMカードスロットとmicroSDカードスロットを搭載


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miniUIMカードとmicroSDカードはおよそチョコ1個分のサイズ


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電源投入時のブート画面(ドコモロゴ)


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電源投入時のブート画面(Q-pot.ロゴ)


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ロック解除画面

本体デザインだけでなくオリジナルの壁紙やライブ壁紙、ゲームアプリがプリセットされている。S-MAXでは引き続きSH-04Dのレビューを行っていく。

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なお、今回のレビューに使用した端末は、開発機のため製品版と異なる場合がありますのでご了承ください。

主なスペック
OSAndroid 2.3
CPUMSM 8255 1.0GHz
ROM/RAM2GB/512MB
寸法高さ 約 119mm×幅 約 60mm×厚さ 約 12.3mm(最厚部 約 12.3mm)
質量約 127g
3G連続待受時間(静止時[自動])約 500時間
GSM連続待受時間(静止時[自動])約 400時間
連続通話時間(3G/GSM)約 280分/約 310分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数)約 3.7インチ/横 540ドット×縦 960ドット・NewモバイルASV液晶/262,144色
外部メモリー(最大対応容量)microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数)CMOSカメラ(約 800万/約 800万)
防水IPX5/7等級
HSDPA/HSUPA14Mbps/5.7Mbps
Xi(LTE)×
Wi-Fi
テザリング
GPS
Bluetooth
赤外線
DLNA(DTCP-IP)
おサイフケータイ
ワンセグ×
miniUIM
dマーケット
spモード
エリアメール
eトリセツ
おくだけ充電


記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
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2011−2012冬春モデルに24機種を開発(NTTドコモ)
docomo with series Q-pot.Phone SH-04D(NTTドコモ)
NTTドコモ
Q-pot. Island | Q-pot. OFFICIAL WEB SITE

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