本当にスッキリ目覚められるのか?「docomo NEXT series ARROWS X LTE F-05D」の「スッキリ目覚まし」機能を試した【レビュー】



スッキリ目覚ましで爽やかなお目覚めを

NTTドコモは、10月18日に開催した「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス発表会」においてより先進的なモデルとなる「docomo NEXT series」としてAndroidスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」(富士通製)を発表しており、昨年12月17日発売され、もうすぐ発売1ヶ月を迎えますが、発売直後から品薄が続き、好調な売れ行きのようです。

この「ARROWS X LTE F-05D」をはじめ富士通がこの冬発売したスマートフォンには「スッキリ目覚まし」というアプリがプリインストールされています。使ったことがある方はいらっしゃるでしょうか?この「スッキリ目覚まし」をセットして枕元に置いて寝ると、なんと人の寝息などを感知して、眠りの浅い時を見計らってアラームを鳴らしてくれて、スッキリ目覚めることができるというアプリです。

「スッキリ目覚まし」を使うと、果たして本当にスッキリ目覚められるのでしょうか?実際に使ってみました。
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「スッキリ目覚まし」はアプリのショートカット、もしくはウィジェット(右画面上の目覚まし時計のウィジェット)から起動します。なお、「NX! comfort UI」の時計ウィジェットからも通常のアラーム設定ができるのですが、このアラームと「スッキリ目覚まし」は別物です。

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「スッキリ目覚まし」を起動すると左の画面になります。新規で目覚ましを登録するには「目覚ましの設定」をタッチします。すると右の設定画面になります。

最初の設定では「通常目覚まし設定」がON、「スッキリ目覚まし設定」がOFFになっていますが、設定時刻より前の眠りの浅い時間にアラームを鳴らすスッキリ目覚ましを機能させるためには「スッキリ目覚まし設定」を画面のようにONにする必要があります。また、「スッキリ目覚まし鳴動範囲設定」で、スッキリ目覚ましを設定時刻よりどのくらい前から機能させるかを設定します。

設定時刻にも目覚ましを鳴らしたい場合は「通常目覚まし設定」をONのまま、不要な場合はOFFにします。なお、スッキリ目覚ましはスヌーズが機能しませんが、通常目覚ましはスヌーズが機能するので、二度寝が心配でスヌーズが必要な人は通常目覚ましONのままの方が良いでしょう。

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スッキリ目覚ましONで目覚ましを設定しようとすると上の画面のような注意書きが表示されます。電池残量が少なかったり、マナーモードだったりすると機能しないので、マナーモードOFFになっていることを確認し、枕元で充電してから就寝した方が良いでしょう。

実際に使用してみました。就寝前にARROWS X LTE F-05Dを充電ホルダにセットした状態で枕から30cm程度離れた場所に置き、3日間スッキリ目覚ましをONにした(通常目覚ましもON)結果は以下の通りです。

1日目 眠りが深かったためスッキリ目覚まし機能せず設定時刻にアラーム鳴動
2日目 設定時刻の23分前にスッキリ目覚まし鳴動
3日目 設定時刻の10分前にスッキリ目覚まし鳴動

1日目は設定時刻30分前から設定時刻までの時間、眠りが深かったため設定時刻前にはアラームは鳴りませんでした。設定時刻の時はぐっすり眠っていてアラームで何とか目覚めました。2日目は設定時刻の23分前、3日目は設定時刻の10分前にスッキリ目覚ましが鳴動し、その後設定時刻にもアラームが鳴動しましたが、確かに眠りの浅い夢見心地な時にアラームが鳴り、スッキリと目覚めることができました。

というわけで、確かに眠りの状況を感知して、アラームを鳴らしてくれることが分かり、眠りが浅い時にアラームを鳴らしてくれるので、スッキリと目覚めることができました。これはあくまで筆者の場合で、人によって個人差があるかもしれませんが、筆者はなかなか優れた機能だと実感できました。ARROWS X LTE F-05Dだけでなく、この冬発売された富士通のスマートフォンARROWSシリーズならびにREGZA Phone T-01Dにはプリインストールされていますので、持っている方は騙されたつもりで使ってみてはいかがでしょうか。

記事執筆:こば(小林健志)


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
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2011−2012冬春モデルに24機種を開発(NTTドコモ)
ARROWS X LTE F-05D製品情報(NTTドコモ)
ARROWS X LTE F-05D製品情報(富士通)

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