NTTドコモ、安価にデータ通信が可能な「データ通信128K」を2012年3月から開始!月額1580円で利用可能
テキストベースのインターネットであれば使えそう |
NTTドコモは、14日、ポータブルゲーム機「PlayStation Vita 3G/Wi-Fiモデル」などでも利用できる安価なデータ通信サービスとして低速な下り最大128Kbpsおよび上り最大64Kbpsながら月額1,580円と低価格で利用できる「定額データプラン128K」を2012年3月1日から開始すると発表しています。
それに伴い、月額3,465円で最大64Kbpsの「定額データプラン64K」の供給は終了するとのことです。
下り最大128Kbpsといえば、数年前のPHS程度となっていますので、利用としてはテキストベースのWebや添付ファイルのないメールがメインとなってきます。画像もある程度は大丈夫かとは思いますが、動画での利用はほぼ無理そうですね。
しかしながら、最大の利点は、価格の安さとなっています。
月額料金は1,580円と、かなり安価で月々使い放題となるほか、事実上専用プロバイダとなる「Uスーパーライトプラン」も月額157円で利用ができるようになっています。なお、「Uスーパーライトプラン」は2012年8月から利用可能です。
このUスーパーライトプランは、「moperaU」という月額525円のプロバイダサービスの機能限定版で、通信速度は128Kbpsに抑えられるなど事実上「定額データプラン128K」専用プロバイダとなっています。
ちょっとお得な内容としては、Mzoneというドコモの公衆無線LANが2013年3月まで無料で利用ができます。そのため、通常の利用は低速ながら、公衆無線LANエリアで高速通信をするという使い分けもできそうです。
また、今回発表された定額データプラン128Kは、キャンペーンが展開され、2012年9月30日までに契約すると月額料金の1,580円が最大13ヶ月間1,380円に、Uスーパーライトプランは、提供開始の2012年8月から9月30日までに契約すると定額料の157円を最大13ヶ月間無料にするというものです。これによりさらに安価に利用できそうですね。
なお、報道発表でも触れているのですが、PlayStation Vita 3G/Wi-Fiモデルでも利用できるということで、PlayStation Vita 3G/Wi-Fiモデルのプリペイドプランと、高速通信が可能な「定額データプラン」の間を埋めるプランのようです。
以下に、NTTドコモのデータ通信サービスをまとめてみました。
このように、プリペイドプランとの違いは、通信可能時間の設定がないので、いくらでも通信ができることと、2年契約が存在することです。定額データプラン128Kは、「2年割引(仮称)」という2年契約することで月額料金を安価にするのですが、契約期間内に解約すると9,975円の契約解除料が発生してしまうので注意したいところ。
ちなみに、「定額データプラン128K」はスマートフォンやデータ通信端末にも利用できるので、できるだけ安価に抑えたい方、そもそもメールのみの利用という方にもオススメかもしれませんね。
ちなみに、さらに手頃なプランとしてはドコモ網をMVNOで利用しているイオン限定b-mobileというものが通信速度下り最大100Kbpsながら980円で利用ができます。
来年は、低速ながら極安価なデータ通信というものも一般化していきそうですね。
記事執筆:ホセ(布施 繁樹)
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